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There Is No Place Like Home (我が家に勝るものなし)♪

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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

時には映画だって④

~旅とリンク(ヨーロッパ後編)~

・「3人でスプリッツァ」⇔ベオグラードとイスタンブール
殺人シーンがあるのが悲しかったけど、ユーゴ文化の教科書みたいな映画。
ラストのイスタンブールのガラタ橋シーンは、旅好きを旅に駆り立てる。
ところが後日、イスタンブールに飛んだ時は参加したツアーもハードを極め、
ガラタ橋を遠目にも拝むことが叶わなかった。
いつかリベンジしまっす!

・「グラン・ブルー」⇔ペルー、シチリア、マルセイユ、ギリシア
ペルーなら哀愁を帯びたフォルクローレ、
海に舞台を移すと、イルカの鳴き声を伴った
深海の臨場感をも思わせるメロディ。
音楽からキタなぁ。
まだ、リュック・ベッソンを荒削りながら評価していた時代だったので、
フランス的エンディングも許容したものだった。
やはり海が好きでもあるので・・・

・「ザ・コミットメンツ」⇔アイルランド、ダブリン
未踏のアイルランド。
でもこの群像劇にハマった後は、ダブリンに行ったら
絶対こんなソウル・バンドを聴きに行こうと思ったものだ。
見終わった後、一抹の寂しさとたくさんの充実感を頂く。
映画って総合芸術だと思うくらいの音楽性とストーリー性に満ちていた!

・「1900年」⇔イタリア、ポー河流域
イタリア20世紀初頭より始まる、壮大なる大河ドラマ。
ロバート・デ・ニーロが輝いていた時代の一作品だし、
ジェラール・ドパルデューは今より体が3分の2ぐらいしかなくて、
ジャック・バウアーのパパ(ドナルド・サザーランド)は狂気の存在感で、
「人間の盾」のリーダー、ステファニア・サンドレッリの水色のワンピースも印象深い。
登場人物たちが濃かった。

4月11日開講、行く気満満の「映画で旅するヨーロッパ~パリ編~」は
企画としては初めてではないらしい。
冬にはイタリア編があったのだという。
あ~~~っ、残念!
フェリーニ、ヴィスコンティ、ベルトルッチ・・・
イタリア映画の水準を世界的なものに押し上げた、
彼らの作品がいくつか挙がったのだろうか?
いや、もしかして「ローマの休日」みたいな視点だったのだろうか?

(Y.F.)
【整理収納アドバイザー Deux】
by seirisyunou-deux | 2011-04-02 08:18 | 映画(雑記)

by 藤崎 裕子