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There Is No Place Like Home (我が家に勝るものなし)♪

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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

「映画で旅するフランス」講座⑥

4月から3ヶ月間のパリ編を経て、7月からのフランス編が終わり、
いよいよフランスともお別れです~
1ヶ月後の再開時は、ドーバー海峡を越えたイギリス編。
イギリスもそれなりに好き(笑)なので、映画と旅のフュージョン講座が楽しみ♪


さて。
締めくくりはコート・ダ・ジュール。南仏の華やかなエリア。
だから性には合わなかった・・・か?
プロヴァンス地方はリピートしたいけど、
コート・ダ・ジュールは(とりあえず)行くだけ行ったので、もういいかな。
ニース⇒ヴェンティミリヤ(国境の町のイタリア側)⇒マントン⇒エズ⇒
ヴィルフランシュ⇒モナコ⇒カンヌ⇒カーニュ・シュル・メール⇒
ヴァンス⇒サン・ポール・ド・ヴァンス⇒アンティーブ
・・・と、ニースに6泊もして、あちこち回ったので。
取りこぼしてしまった宝石みたいな街があるかも知れないけど。

・「パームツリーの木陰のスターたち」(’96)
・「カンヌ映画通り」(’81)
高校の同級生たちと3名で老後は三大映画祭めぐりをしたいねと
話している。まだまだ現役なので、あくまでも老後ね(笑)
高校一年生の時、私を映画の世界へ誘ってくれたふたりと。

カンヌ映画祭の準備がそろそろ始まろうかという4月24日、
1時間ほど滞在している。
'93年と随分昔だが、翌月グランプリに輝いたのは
チェン・カイコーの「さらば、わが愛」とジェーン・カンピオンの「ピアノ」。
西村先生は「影武者」と「オール・ザット・ジャズ」の二冠がグランプリに輝いた、
’80年(審査委員長は愛国者カーク・ダグラス)の裏バナシを話してくれたけど、
この’93年も何か思惑や策略が蠢いていたのだろうか。
審査委員長はイザベル・アジャーニ。

その年の審査委員長の采配(好み?)で決まるなら、
ウィキに審査委員長の名前も追加してくれるといいね。

「(5月の)カンヌで始まり、(最近は2月の)アカデミー賞で終わる」一年とのことだ。
ベルリンやヴェネチアと違って商業ベースの映画祭らしいが、
なんのなんの、ウィキのグランプリリストを見る限り、渋い秀作揃いだと思う。

「失われた週末」「第三の男」「恐怖の報酬」
「かくも長き不在」「ビリディアナ」「山猫」
「欲望」「If もしも・・・」「M★A★S★H」
「恋」「スケアクロウ」「タクシードライバー」
「父パードレ・パドローネ」「木靴の樹」「ブリキの太鼓」
「路」「パリ・テキサス」「パパは出張中!」
ミッション」(特に再見したい!)
「ワイルド・アット・ハート」「秘密と嘘」「桜桃の味」「息子の部屋」
・・・


・「地下室のメロディ」(’63)
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ドロンとギャバンが共演した最初の映画。
カンヌのカジノから10億フラン強奪するというストーリーで、
あのメロディとプールにお金が浮かぶというラストシーンは覚えている。
ま、終わりよければすべてよし?
結末があやふやになってる映画がいっぱいある中で。


・「グランプリ」(’66)
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モナコグランプリを描いた映画。
会社時代の左隣の子がF1好きで、
私がモナコのレース場にもなる坂の道をバスで下った経験があることから、
ちょうどモナコグランプリのシーズンってこともあって、
いろいろコースや選手の顔ぶれなどを教わりながら家で観戦したりした。
キミ・ライコネンが優勝した年。
この映画は確かに見たんだが、モナコに行った後ならもっと楽しめそうだ。
また、見たいなぁ。

・「泥棒成金」(’55)
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ヒッチコック映画の中で、一番ゴージャスで娯楽性の強い映画。
サスペンス色は全然弱くなってるしね。
映画の中でグレース・ケリーが車を飛ばすニース近郊の道は、
実際彼女が命を落とした道だと言われている。
私も「鷲の巣」エズから、こんなヘアピンカーブ続きの
山道をバスで降りてきた。
グレース・ケリーの為に作られた映画だが、
彼女の運命を変え、結果的に死を早めることになったキッカケ作りの映画。

(Y.F.)
【整理収納アドバイザー Deux】
by seirisyunou-deux | 2011-09-30 07:28 | 映画講座

by 藤崎 裕子