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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

カテゴリ:旅(イギリス)( 6 )

旅のよもやま話⑭

<イギリス~スケッチ後編~>
★ウィンザー★
「炎のランナー」で12時の鐘が鳴り終える前に、
ロの字型の回廊を一周する競走シーンがある。
イートン校にちょこっと足を踏み入れてみたが、多分ロケ地はここ?


「モーリス」を端とした英国美少年ブームっての一時期があり、
本も出てましたね。買ってないけど(笑)

若き日のヒュー・グラント、ルパート・エヴェレット、
コリン・ファース、ケアリー・エルウィスなど・・・
それで次の授業に急ぐ生徒たちの中でコレっ!という美少年に声かけてみた。
「写真撮っていいですか?」
すると、何度も声かけられて戸惑いもないのだろう、
「Be quick(急いでね)」とクールにポーズを取ってくれた。
左足をちょっと投げ出す形でキメポーズだ。
残念ながらデジカメじゃないのでUPできませんけどね。
ああ、彼も20年後の今、どんなオヤジになっているんだろ(笑)。

★ロンドン★
実は語るべきロンドンはあまりない。
語り始めると悪口三昧になるので・・・
インド人の客引きに捕まりウィンブルドンに宿を取ってしまったり、
ロンドンに入って右目がコンタクトレンズを受け付けなくなったり、
(おかげで説明文読み始めるも、すぐ疲れてリタイヤ)
TUBE(地下鉄)の車中に30分間閉じ込められたり、
姉に魔法使いみたいなドランカー(酔っ払い)が投げた缶が的中したり、
今までずっと天気だったのがロンドンで初めて雨に遭ったり、
National Portlait Galleryに待望のスティングの写真がなかったり・・・
(まだありますがここまで)

MOMI(Museum of the Moving Image)は一番堪能した。
折りしも「モンティ・パイソン」がマイ・ブームで、
BBCテレビ放送や映画を楽しんでいた頃。

ジョン・クリーズのシリー・ウォークのパネルや
マイケル・ペイリンの金魚(わかる人にしかわからない)にヒャッホー!
ウィンザーの町の本屋でマイケルの著書を、
ヴィクトリア・ステーションの大型スクリーンで、ジョンの電話帳のCMを見た時も
嬉しかったな。
今年の8月「笑っていいとも」にエリック・アイドルがゲスト出演したそうな。
タモリの「他のメンバーはお元気ですか?」に対し、「みんな死んだ」と。
いや、ウィキで見る限り、グレアム・チャップマン以外はみな健在^^

後、マイ・セカンド・ブームの「スピッティング・イメージ」(痛烈な風刺人形劇)
コーナーもあった。
サッチャー女史やブッシュ父のデフォルメ人形も。

英国エンタメに随分堪能した時期もあるんだな。
これらがなかったら英国には行かなかったかも。

(Y.F.)
【ハウスキーピング Deux】
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by seirisyunou-deux | 2011-11-19 08:18 | 旅(イギリス) | Trackback(3) | Comments(0)

旅のよもやま話⑬

<イギリス~スケッチ中編~>
★ヘイドリアンズ・ウォール★
「映画で旅するイギリス講座」の基本知識にも出たけど、
スコットランドとイングランドは国が異なり、歴然とした”国境”があるということ。
AD1世紀頃ローマ帝国の建造物という歴史の重みは感じるし、
「万里の長城」イギリス版とも称されており、
ユネスコの世界遺産に登録されたが、
ほんの小さな石垣があり数え切れない羊たちが草を食んでいただけ。

★湖水地方★
9月はギリギリ観光シーズンなのだ。
名だたる観光地でもあり、B&Bはどこも満室。
空いていても需要があるからかホテル側は強気で価格を下げはしない。
詩人ワーズワースの家や、「ピーター・ラビット」のビアトリクス・ポッターの家は
湖水地方の定番の観光地だが、
レーベンズ・ホールというトピアリー庭園は穴場でオススメ。
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裏方さんがハシゴを組み立てながら
植物をユニークな造形物として刈っていく過程も見られた。
10月にはCLOSEDというから、一気に冬が来るのか。

★リヴァプール★
イギリスで見かけた一番汚い街。通りにはゴミだらけ。
エジンバラの大都会ですら汚いイメージは皆無だったのに。
Beatles Shop覗いて、スコーン&紅茶の”一服”後、1時間でさっさと南下。
「~♪それでもみんな楽しげに生きている
ステキな街とは言えないけれど~♪(あやふや)」
日本語の歌詞もあったが、メロディが頭の中で渦巻いていたなんて、歳がバレるか。
「マンチェスターとリヴァプール」

★チェスター★
「どこがよかったか」と問われればスコットランドひとくくりと答えたが、
都市で言えばこのチェスターがBESTだった。
城壁と川とカフェテリアのある大聖堂が魅力の中世の町。
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ディ川のほとりでリンゴを齧りながら、
気持ちもひゅるひゅるほどけていった開放感。
リヴァプールから海底トンネル(60ペンス)をくぐり、
チェスター手前のB&Bに泊まったが、
チェスターに夕食取りに行って1時間帰路を見失う。
ホテルカードを持ってさえ道行く4人に聞いてたどり着く。
またリヴァプールに戻って道を思い出すしかないのか、
と思われた恐怖の1時間だった。
ダブルで記憶に留めた街。

★ストラットフォード・アポン・エイボン★
言わずと知れたシェークスピアの生家のある町。
彼の母親の生家のだだっ広い庭で、
まだ若い鷹匠が鷹を操るパフォーマンスを初めて見ながら、
ポカポカ陽気の下芝生で昼寝したくなったくらい。
外国にいる緊張感なんて吹っ飛んでいた。
そろそろドライブ疲れも溜まって、朝が起きられず夜がバタンキュー。

(Y.F.)
【ハウスキーピング Deux】
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by seirisyunou-deux | 2011-11-18 07:58 | 旅(イギリス) | Trackback | Comments(0)

旅のよもやま話⑫

<イギリス~スケッチ前編~>
おとといソウルから帰って来たのだが、
ブログを見てくれている旅のお供から
「よく20年前の旅のこと覚えているよねぇ。メモ魔!」と
お褒めともからかいとも呆れとも取れるコメントを頂きました^^;;;

でも本屋に並ぶ、イラスト付き旅エッセイなんかに比べると、
全然内容が希薄。ディテールもあやふや。

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★ハイランド地方★
スコットランドの高地を指す。
映画「炎のランナー」の主役のひとりであり、聖職者の息子エリック・リデルが、
ハイランドのアップタウンをマラソンの練習の地としている。
ストイックな環境の下、黙々とランニングしているその背景が美しい。
実際9月という季節柄、まだ荒涼とはしていなくて雄大で清々しかった。

★ネス湖★
拠点のインヴァネスにはドライブ初日に泊まったが、
随分最果ての地に来てしまった感があった。
この先トラックはどんな辺境の地まで走り続けるんだろう・・・と
ホテルのレストランの窓辺から過ぎ去る車を何台も目で追った。
ネッシーが棲むというネス湖も、
数十年前の最初の目撃写真がガセであったこともわかり、
今ネス湖は観光地として成り立っているんだろうかと心配になりつつウィキ見てみる。
そうか、ロマンやミステリーの象徴としての地位はまだ揺らいではいないのか。
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★グレンコー★
インヴァネスという町ほど「泊まる」意志も強固でなく、
その日のドライブが終盤に差し掛かりそうな地で
B&B(Bed&Breakfast)を探しただけで、
それが偶然このグレンコーという村だった。
「もう二度と来ることができないかも知れない」と後ろ髪引かれる地。

1692年に起きた「グレンコーの虐殺」、
この哀しくも痛ましい出来事で歴史に名を馳せてしまった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/グレンコーの虐殺
「ハイランド」や「ハリー・ポッター」のロケもされたという。
雄大、ダイナミック・・・などと使い古された形容詞しか思いつかないが美しい。
霧に覆われた風景は、インドのガンジス河ほとりと同様”野辺”のイメージでもある。
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★グラスゴー★
トイレを借りた(朝食の紅茶のお替りはコワイ;;;)交通ミュージアムも拾いモノで楽しかったが、
本命のKelvingrove Art Gallery and Museumという美術館へ。
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レンブラントの傑作は旅行中で観賞できなかったが、
ダリの「十字架の聖ヨハネのキリスト」が見られた。これでノックダウ~ン。
まさに絵画にひれ伏したいとはこんな時の状態を言うんだろうな。
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キリストは常に見上げるものだと思っていた。
ところがこれはキリストを下に見ている。
キリストを含む全世界を見下ろす神と同じ視点に立つ。
神々しい光の色と水の青と空の青の抑えた色調だが、
この逆転の構図、すごいインパクトだ。
ブルブル震えながら泣いた。絵画で泣いたことなんて多分これだけ。

(Y.F.)
【ハウスキーピング Deux】
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by seirisyunou-deux | 2011-11-17 07:32 | 旅(イギリス) | Trackback | Comments(0)

旅のよもやま話⑪

<イギリス~さらに続き~>
イギリスにただ遊びに行くだけじゃなく、
何かスペシャルな思い出づくりをしたかったので
国際免許証を取得して旅に臨んだ。
国際免許証は免許証、パスポート、写真、印鑑、申請料持参で取得できる。
運転できる国の制限はもちろんないが、私自身右ハンドルの国しか運転する気はない。
残るはアイルランド、マルタ、オーストラリア、ニュージーランド、
南アフリカからケニアあたりの旧英領、
パキスタンからミャンマー・・・
いや、私も運転したい国というか行きたい国を選ぶのでね。

結局、車を借りる窓口以外では提示することなかった。
無事故無違反で8日間のルートを終えることができた。

イギリスのモーターウェイ(高速道路)は無料だ。
高い防音壁もなく、景色だって楽しめる。
最高速度70マイル(112KM)を守る車はほとんどなく、飛ばす飛ばす。
パトカーも事故現場も見ることもなかったけどね。
中部の工業都市バーミンガムの手前で6車線ぐらいに増えて
「いよいよ都会に入るんだなぁ」と緊張したくらい。
もちろんバーミンガムに用はなく、
チェスターからストラットフォード・アポン・エイボンへ向かう途中に
通らざるを得なかった幹線道路。
後はゆっくりゆったりの快適ドライブだった。
最後はロンドンに入らずヒースローだったので、ここも特に緊張なし。

イギリス人の車のマナーのよさは特筆すべきだ。
注意を促すのもパッシングだし、
例えば車内で、通りを行く知り合いを見つけた時
普通ならクラクションだろ?ところがあちらは口笛なのさ~♪
クラクションを鳴らされたのは一度だけ。
曲がるべきところを行き過ぎて、急にUターンした時。


ブレイマーでのハイランド祭りはジモティや観光客で、帰りごった返した。

ところが係りのエスコートの仕方というか、パーキングの誘導のおじさんたちの
さりげないスマートさ。
車内でだけのマナーのよさじゃなく、車を取り巻く環境、つまり日常が
みんなこんなマナーを持ち合わせているのではないかしら。


ま、褒めるわけには行かないこともありますケド。
・セルフサービスのガソリンスタンド
当時日本にないことを安堵した。今では日本でも見られるが基本的にイヤだ。

・スコットランド地方に多かった、道でたくさん見かけたウサギや鳥の死骸
胃痛が起き、食欲が完全に失せた一日があった。
8日間後、返却する時はフロントガラスに虫の死骸いっぱい

(Y.F.)
【ハウスキーピング Deux】
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by seirisyunou-deux | 2011-11-16 09:06 | 旅(イギリス) | Trackback | Comments(0)

旅のよもやま話⑩

<イギリス~続き~>
前日のエジンバラ⇒インヴァネスが438Kmにも渡るのは
初日でつまづいたから。
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エジンバラのホテルから徒歩5分のAVISで赤のローバー(1600cc)を借りる。
姉とふたり、外国での運転は人生初だ。
ワイパーとウィンカーが逆の位置にあってプチパニックになった以外は
イケルかもと出発する。
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エジンバラを北上し、
橋を渡れば別の町というフォース・ブリッジの通行料40ペンス払う時、
咄嗟に窓を開けられなくて、ドア開けて払う。
係りの人はニコリともしない。

橋を過ぎて一旦止まり、窓の開閉ボタンを探し、窓が開いた時は安堵。
ところがそれが閉まらなくて地獄。
いくら9月初めでも、ブルっとっ来るぐらい寒い。
緯度が福岡33度に対し、エジンバラが55度でモスクワと同じだ。
かなり北に来ているのを実感する。
「手袋が恋しい寒さのエジンバラ」と最初の朝に一句できたほどだ(笑)
但し、昼過ぎにはグングンと暖かくなり、着ているものを一枚ずつ脱いでいく。
一日の寒暖差は大きかった。

パースという町でAVISに電話かけるが、ダンディーのAVISへ行けという指示。
ところがダンディーに行くのにエジンバラ~宿泊予定のインヴァネスへの主要道路から
東に外れることになるので、
一瞬の気の迷いで北上を選んでしまう。
途中のブレイマーでハイランド祭り(エリザベス女王を拝謁したところね)見たさに。
その道路上の町にもAVISはあるかもという期待で。

やはり寒さには勝てずに、途中フリーダイヤルの”AVIS SOS”で確認すると
ここでもダンディーへ行けと。
やっと観念して戻る形でダンディーへ行き、グレーのローバーに変更してもらう。
ブレーマーでお祭りを見た後も、
道間違えて遠回りでインヴァネスに到着し、おかげで438Km;;;
ウチ(北九州)から山陽自動車道通って姫路に行くぐらい。
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では福岡から540kmの距離のソウルへしばらく行ってきます。
火曜日に戻ります~~(アンニョーン)

(Y.F.)
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by seirisyunou-deux | 2011-11-11 07:43 | 旅(イギリス) | Trackback | Comments(0)

旅のよもやま話⑨

<イギリス>
むかし、ユーゴスラビアという国がありまして。
「3人でスプリッツァー」(’82)という映画を観たからこそ、かの国へ行こうと思い立つ。
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(原題Nesto Izmeduは「どっちつかず」の意味。
シンガポール航空内で隣の席の人がユーゴに帰郷するという。
早速その唯一知っているクロアチア語を言うと、
「英語ならSomething Between」ねと。
男女の三角関係やユーゴの国情など二重の意味)
「冒険者たち」を観たので要塞島に行った、と同じ単純な思考回路ですな。
ところが時は’91。「ヨーロッパの火薬庫」バルカン半島に内戦が勃発する。
外務省はユーゴスラビアへの渡航禁止を通達する。

第二案の英国ドライブ旅行に旅立ったのはそんな背景がある。
ユーゴスラビアの旅は不発に終わったが、
その手書きのスケジュール表はまだ手元にある。
時々見返しては、今そのルートを辿ることもありかなと思う。
しかし、昔はなかったいくつかの国をまたぐことになるんだよね・・・

ところで。
'91年初秋のイギリス(もう20年前!)。
13日(も会社休んでんのねー;;)の間、8日がドライブ。
エジンバラのAVISでローバーをレンタルして、
ヒースロー空港そばAVISで返却するまで
北のスコットランドから南のイングランドまで毎日ドライブ。

①エジンバラ⇒インヴァネス(ネス湖) 438Km
②インヴァネス⇒グレンコウ(ハイランド地方) 150Km
③グレンコウ⇒ブランプトン(スコットランドとイングランドの”国境”) 392Km
④ブランプトン⇒アンブルサイド(湖水地方) 171Km
⑤アンブルサイド⇒チェスター 227Km
⑥チェスター⇒ストラットフォード・アポン・エイボン 203Km
⑦ストラットフォード・アポン・エイボン⇒ウィンザー 158Km
⑧ウィンザー⇒ヒースロー空港 58Km
トータル1797Km。これってウチ(北九州)から青森まで走った距離。
いやぁ、今より20歳若いからこそできたんでしょうかね。

(Y.F.)
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by seirisyunou-deux | 2011-11-10 08:17 | 旅(イギリス) | Trackback | Comments(0)