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There Is No Place Like Home (我が家に勝るものなし)♪

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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

今年を振り返って~2~

コロナ禍二年目。
去年春絶望の淵で、中央公園をひたすらウォーキングしていたのを考えると、
今年はなんと友達とランチをし合ったことか。
お酒を伴うディナーはほぼ皆無だが、ランチ会の多かったこと。
北九州市発行の「観光パスポート」も完全踏破。スタンプ全押しで北九州お土産券500円分もらった。
とにかく昼間は何かと動き回っていた一年でした!

低山だが登山は三回。
4月の皿倉山と5月の風師山と11月の小文字山。
片付けのお客様宅にて、風師山の資料や山からの風景ビデオ類の整理をしたことがあるが
その時は「かざしやま」という読み方すら知らなかったのに。
あー、あの時のお客様と語り合いたい位だ。

BSP「グレートトラバース」やドラマ「山女日記」では高い山々を眼で堪能しているが、
私が登るには低山で十分。これが身の丈に合っている。
来年2月には香春岳に登ろうとのお誘い。
2月、11月は登山に最適な季節だと思う。
登りますよ~^^
そうそう、小文字山の頂上で、登山上級者の方から「こんな低山でもちゃんと登山靴を履いた方がいい。
下山の時につま先を守るから」と言われた。
早速探してみます!

JRウォーキングは四回。
4月に黒崎~西小倉。12Km。
明治24年開業当時の国鉄の路線(旧大蔵線跡)を辿るコース。
面白かったのだが、西小倉駅に行く途中、ウチのマンションが見えたのでリタイヤ\(>o<)/
それでも18,000歩以上歩いた。疲れた。
10月に朽網~北九州空港。10Km。
北九州空港オープン15周年記念イベント。スターフライヤーの格納庫も見せてくれた。
旅への想いが募る。しかし、まだまだ暑い10月。空港への連絡橋では海風に救われた。
11月に採銅所~田川。14Km。
多分、人生の中で一番歩いたかも知れない。26,000歩強。翌々日まで臀部が痛くて(笑)
香春のオープンしたてのバイパスや、ほとんど知らない田川のあちこちを歩いて、秋を感じた。
同じく11月に城野~企救丘。7Km。
小倉競馬場とモノレール基地見学。
田川の14Kmを歩いた後だったので、半分の7Kmはどうってことない距離だった。
しかしその日に限ってモノレールの電気系統が故障で、帰りにモノレールが使えなかったってどういうことよ?
今は、来年春のウォーキングスケジュールを心待ちにしている。
 

今年は昭和館のシネマパスポートを購入していないので、
映画の本数少なくて25本。
もっと映画を観るべきだったのに。アカデミー賞受賞作品への反応が薄かった。
①「KCIA 南山の部長たち
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ドラマ「第五共和国」もそうだけれど、韓国の暗黒政治はスリリグで面白い。
②「シカゴ7裁判
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あの主人公トム・ヘイデン(エディ・レッドメイン)が後にジェーン・ファンダの二番目の旦那になるんだね。
③「アナザーラウンド
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デンマーク語での映画。なかなか観られない国の映画は嬉しい。
二十代の頃、オフィスヌーヴェルバーグ主催のマイナーな映画祭にワクワクしたのを思い出す。
原点は今は亡き日立ファミリーホールでの映画祭だったのかも。

ドラマは韓国モノに限らせてもらえば
ザ・バンカー
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アン・ネサンが上手いんだ。
ヴィンツェンツォ
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ソン・ジュンギより、脇役に面白い人いっぱい発見して大喜び♪
主役級より準主役や脇役あたり、シーンスティラー(Scene Stealer)を探すのが面白い。
ユ・ジェミョン、チェ・ヨンジュン、ヤン・ギョンウォン、キム・ヒョンムク、キム・ソルジン、イム・チョルス・・・

通常より映画やドラマに存分な熱量がなかったのは、
本を優先したからでもある。
いつまで本に対する集中力が持続するだろうかとちょいと不安になったものだから。
面白い作家にぶち当たったら、片っ端から借りて読みたいものだし。
今年の成果はこのお二方。
伊吹 有喜(いぶき ゆき)
小野寺 史宜(おのでら ふみのり)

森沢明夫氏の本が好きだ。性善説の上に成り立っているストーリー展開。
最初、「いや、こんないい人たちばかりとハッピーエンディングってなんだかくすぐったいやら」
と思ったことだった。
二冊目、三冊目・・・と読み進んでいくうちに、
心が癒され、浄化されていくかのような読後感。コロナ禍に毒気やイヤミスが辛い時にはいい。

上記のおふたりはそんな路線だ。と言い切っていいのか疑問だが・・・
伊吹氏の新作「犬がいた季節」はほんっとにオススメ。
映画「僕のワンダフルライフ」のベイリーのように「匂い」で人の感情を理解する。
馳星周氏の「少年と犬」のように、人と人の間を年を重ねつつたゆたっていく物悲しさもあって。

小野寺氏の作品はまだ途中。11冊しか読んでいない。
しかし舞台となるのがどこも似たシチュエーション。
「みつばの郵便屋さん」シリーズ始め、よく「みつば」という地名が出て来る。
もしかしたら、うちの親戚も住んでいる、千葉市若葉区みつわ台のことかな。
自動車教習所の教官や、大学出たての女性タクシードライバーなどを主役にした作品は面白い。
会話が多く、そのテンポの良さよ!

来年も読みたい本がいっぱいあるということは幸せ~♪

その来年。
「アフターコロナ」を迎えられるだろうか。
もう既に去年の春頃の不安要素が思い出のひとつとなっているように、
この二年の強いられたマスク生活が、笑って語られる思い出となっているだろうか。

# by seirisyunou-deux | 2021-12-30 15:02 | 雑感
一年前は「紙ゴミ対策」について書いた。
「入ってくるモノを止めよう」と遮断した結果、
心安らかな日々を送れている。
近所にオープンした韓国料理店のチラシがウチには入って来なかったりしたけど、
弊害はそれくらいだ。
年度末になって、それでも入って来る銀行の投資信託のお知らせなどを整理したが、
ふたつの銀行のうち、ひとつは全く郵便が来てない(ネットに切り替えたので)ことがわかり、
やはり何故か安心した。
もうひとつもネット切り替えをしてもいい位だ。
   
断捨離歴の長い友人のアドバイスで、
家の中で日々捨てるモノを探している。
出て行くべきモノを探して、処分しよう」。

「♪探し物はなんですか~ 見つけにくいものですか~」などと歌いながらね。
ひとつ家に入れるには、代わりにひとつ家から出すこと。

<今年の大きなモノの処分>
リビング収納家具(TV台)
  元々ブラックの三個セットを二度白ペイントしたが、もう25年は使っているのでさすがに三度目はね。
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なので、ネットで安い二個セットのホワイトのTV台を購入。
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ベランダテーブル
  ナフコの丸いスチール製テーブル。長年の使用で劣化、縁の鉄がポロポロ取れかけた。
狭いベランダに存在感ありすぎ。
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なので、今度はホントは外用ではない、細身のマガジンラックを代用。
「買わない」選択も考えたが、いい季節にはベランダで読書することが好きなので。
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 まあ、「大きなモノの処分」のひとつではある。
三度目の車検を受けるより新車を10年乗り切って、免許返納しようなどと考えたので。そんな歳よ~(T_T)
ハイブリッド車を購入したので、ガソリン入れに行く時間が大幅カットされて、ある意味断捨離。

<今年の小さいモノの処分>
電動ドライバー
血圧計
過去の手帳
 数あったが、エクセル管理の手帳に切り替えた2014年以前より過去のは処分。
エクセルでは容易に検索できることが、紙では出来ないのがもどかしくて。
仕事関連の新聞、雑誌の切り抜き
 いつか参考になるだろう、とわざわざ切り取って保管しておいたモノも一切処分。
もはや何かヒントが欲しい時はネットでOKなので。
日記
読み返して捨てようと思ったが、当時の考えていることがあまりに稚拙で(今もだが(;'∀'))
読むに堪えなかったので。


実は今年、子猫の預かりボランティアを引き受けた。
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わずか三週間の預かり後、門司港に新しく出来た猫カフェに移って行ったのだった。
私が「はーい、この子を一生引き取ります」という流れも誰もがあり得ると思ったようだが・・・
断捨離を加速しているこの空間に、
まずケージがデーンと広げられ、眼につくところにえさ皿や水飲み場、
捕獲されて人間に懐かない子猫ちゃんの心を開こうと、手段としての猫じゃらし。
そして猫トイレに消臭剤。
朝起きてみてまず目に飛び込んで来る、倒れた植木鉢、花瓶、根菜類を入れたカゴ・・・・
トイレに失敗したのか、一度座布団一面におしっこ。

冬は通常、ぬくぬくとしたリビングでパソコンをいじっているのだが、
「猫にPCのコードを齧られて使えなくなった!」という人のインスタが頭に過ったりして、
パソコンを慌てて退避させたし。
後で確認したらどうも一か所齧られた形跡のコード。。。

去年三月に看取った愛猫の次に猫を飼おうとも思っていなかったところに、
静謐な空間破り(!)として突如登場した子猫ちゃん。
愛猫はもともとイタズラもあまり記憶にない程いい子だったし、老後は静かな猫生だった。
子猫、しかも男の子だと想像も出来ない行動をしがち。
モノが散らかったり、壊されたりという状態はどうしても心の葛藤が伴う。
いたらいたで可愛いし、愛猫への忠心を一旦置いといて、現在のスマホの壁紙はその子猫ちゃん。
でもずっと飼い続けるにはもう私は若くないのであった・・・
猫カフェのインスタで元気にしていることを確認して安堵している日々。
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m(_ _)m 。


# by seirisyunou-deux | 2021-12-27 14:44 | 雑感

今年の収穫(映画)

35本観ていました。

それより何より、今年はキム・ギドク監督が59才で亡くなったことがショックで。
新型コロナウィルスにより。しかもラトビアで!
バルト三国のひとつ。私自身まだ行ったこともない北の国。
何故ここで? ここを安住と地と定めたのは何故?
韓国にも普及した「MeToo運動」で、槍玉に挙げられた監督。
元々韓国での居場所もないような、(世界三大映画祭で賞を獲った初の韓国人監督とは言え)韓国映画界とは一線を引いたような立ち位置。
キャスティングした女優たちから性暴力を受けたと告発をされ、
ますます居場所を失った彼は・・・いつの間にかラトビアで不動産を購入予定だったと
死去のニュースで知る。
ショーン・コネリーの死よりもショック。
「受取人不明」「春夏秋冬そして春」「うつせみ」「嘆きのピエタ」・・・
目を背けるシーンあれど、何か彼の作人には「詩心」も感じて好きだった。
もう新作が観られないんだなぁ。

昭和館であってたリバイバル作品ふたつ、「ひまわり」と「シェルブールの雨傘」。
この「ひまわり」と「ニューシネマパラダイス」は定番の泣く映画だ。
おっ、どちらもイタリア映画じゃないか。
例えば「全米が泣いた」のキャッチコピーには抗って、絶対泣くものかと思うのに、
多分「全イタリアが泣いた」と当時は銘打っていただろう(?)映画二本には完敗(T_T)
泣くことを前提に久々に観に行った。
いや、あまりにいい映画でもあるからさ。

しかも三年前のロシア旅行を経た後で、モスクワが出ているのが嬉しいし。
地下鉄の階段を上がってくるソフィア・ローレン、その「初ソ連」シーンで泣けた。
ヘンリー・マンシーニの音楽と相まると。。。

ソフィア・ローレンの若い頃はパーマ。しかもパンチパーマ。当時の流行だろうか。
月日が経ち、ソ連に向かう頃は真ん中分けのヘアスタイル。白髪も少し混じって。
マルチェロ・マストロヤンニが里帰りした頃は、白髪がさらに増えていた。
主演ふたり共うまい。うますぎる。
単なるメイクや服装で月日の経過を表すだけではなく、ふたりの表情が秀逸。

今回つっこみもあって(笑)、気づいたのは三点。
①ソフィアが生きていたと知る夫とは言葉も交わさず、
彼が乗って来た列車に飛び込むがその時、彼女は手ぶら。
泣きながら人が座っている席に押し込んで座るが、彼女の荷物はホームに置いたまま?
②マルチェロが里帰りするのにお土産を買うのが赤の広場に面したグム百貨店(造りでわかった)。
しかし彼はほぼロシア語を発していない。リュドミラ・サヴェーリエワとの絡みも彼女の言葉だけ。
ロシア語齧らないままシーンを撮り終えたと思う。巧みな表情だけでね。
➂列車の歴史も映画で語っている。
戦地に赴く軍用列車⇒
ソ連をモスクワからウクライナ地方まで列車で移動(私たちも利用した駅が集まるモスクワのあそこら辺から出発したんだろう)⇒
里帰りしたマルチェロを今生の別れだろうと見送るミラノ駅はもはや現代的。列車も駅も。
鉄道マニアなら喜びそうな映画かも。

ここまで好きならいつでも観られるようにいずれアーカイブしたい。

35本観た中で、挙げたいのが4本のインド映画。
「シークレット・スーパースター」
「あなたの名前を呼べたなら」
「ヒンディー・ミディアム」
「盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲」

インド映画ってなんでこんなに魅力的なんだろう!
過去にも「きっとうまくいく」「マダム・イン・ニューヨーク」「めぐり逢わせのお弁当」
「バルフィ!人生に唄えば」「ダンガル きっと、つよくなる」「パッドマン 5億人の女性を救った男」
どの映画が日本でというか小倉で観られるかわからないので、検索もしない。
来た映画がインド映画なら内容をチェックもせず駆け付ける。
で、結果面白い!
大ヒットした「踊るマハラジャ」と違って、ダンスシーンが少なくストーリー性の強い映画群。
アーミル・カーンという好きなインド人俳優も出来た。
「きっとうまくいく」「ダンガル きっと、つよくなる」「シークレット・スーパースター」では
インド版鈴木亮平のように演じるキャラクターによって肉体改造している。そこがスゴイ。

「盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲」ではアーミルは出ていないが、
最初から最後までぶっ飛んだストーリーで、思わず膝を叩いてしまう面白さ。
エンドロールではかつてのインド映画のピアノシーンのアンソロジー集を見せてくれる。
もちろん昔の白黒のインド映画なんて一本も観たことないのでタイトルも知らないのだが、
昔っからずーっと庶民の娯楽だったんだろなと思わせる。
まあどの映画も根底にはリアルなインドの格差社会が厳然とあるんだけどね。

これからもインド映画と韓国映画は無条件で観るつもり。

35本観た割にはこれ!というのがなかったのは事実。
強いてあげるなら「1917」かな。

# by seirisyunou-deux | 2020-12-26 13:52 | 雑感
7月
一日に給付金が入金される。
アベノマスクは洗面台の引き出しに眠ったままだが、
ちゃんと給付金は有効利用させて頂く♪

暑くなると捨て不織布マスクから洗えるナイロンマスクに切り替え。
自転車で走り回る身にはそもそもマスク着用はツライ。
「三密」状態ではないからとマスクなしで走っていた頃。

友人のご主人が入院中なのでお呼ばれされたり、
ピアノが梱包されていた強度ある段ボールを「置き台」にしていたが、
見かねた友人が「文机を置き台として要らない?」と言ってくれて取りに行ったり。。。

昭和館では\12,000のシネマパスポート券を購入(By クラウドファンディング)、
6か月有効の映画観放題チケットでもある。
5月末から昭和館もリスタートしたので、映画も少しずつ見始める。

一方、北九州市感染者数も増加の一途。
仕事で利用している駐車場のスーパーにある日、貼り紙が!
「スタッフが感染しました。その後消毒を行い、安全にお買い物出来ます」。
身近になってきた~~

8月
7月から映画講座も再開、テーマが「クラシックと映画」。
私には初めてのテーマであり、「満州と映画」以来の期待値で、帰ってからあれもこれも検索する楽しさよ~♪
ピアノを習っていた割には、クラシック音楽家に疎くないか、私?!
ウィーンの中央墓地で音楽家たちのお墓詣りをしたことがある。
ベートーヴェン、シューベルト、ヨハン・シュトラウス、ブラームス、サリエリ・・・と見事なラインナップ。
ところが「彼らを年代順にソートしてみて」とQされたらお手上げ。
「点」としての知識しかなかった。
それを「線」として、繋がりや楽器の完成していく過程などいちからお勉強。
同時にEテレの「ららら♪クラシック」「クラシックTV」を視聴するようになる。
フランスのバロックの作曲家、ジャン・フィリップ・ラモーは講座でなく、テレビで知ったのだが、
フランスの友人にメールで「彼をご存じですか?」とメールしたら、
Congratulations for your choice of listening Rameau's music.」と来た。
友人の住むクレルモン・フェラン大聖堂の教会オルガニストに就任した経験のあるラモーだから、
もちろん知ってるだろうし、日本人が知ることになってとても嬉しい、のニュアンスが感じられる感想だった。
次にフランスに来た時はパリでオペラを観るといい、とも。
ラモーの「優雅なインドの国々」はかなり好き。
https://www.youtube.com/watch?v=wNmyYgkG2z8
群舞がかっこえー ラストが痺れるー
https://www.youtube.com/watch?v=TfQJZ76WR0U

映画講座の先生のように、指揮者の聴き比べや「交響曲〇番の△楽章」をスラスラ言えるなんてことは、ハードル高すぎて無理。
ただ何世紀か、どの音楽か、どの国か、生業は(バックには誰が)、代表曲は・・・位は言えるようになりたい。
ちょっと遅咲きですけど・・・💦
クラシックは楽しい♪

9月
なかなか秋の来ない9月。
彼岸に大阪から姉が来る。
3月に私が大坂に行った際は乗車率2割だったのが、タガが緩んだ秋9割という。
福岡近郊の大野城にある墓参りに九州道走らせると渋滞。
みんなどこ行くんかい?!

マスクはもはや顔の一部と化したし、入店入館する時に消毒している。トイレでも石鹸で入念に手洗い。
スーパーのレジでは指示通りの「足の位置」で待機し、ソーシャルディスタンスを保つ。
シールドを通してのやりとりが不自由だなとは思わない程慣れて来た。
公共機関では「マスクをしましょう」「人との距離を保ちましょう」のアナウンスしきり。
屋内での滞在時間は30分まで。いえいえさっさと用事済ませたら5分でも出ますっ。
政府のいいなりっぽいが「新しい生活様式」として定着。
感染者数の減少化により
「GO TOキャンペーン」が加速化。
この時の気の緩みが現在の第三波に繋がるのかな~
ちなみに私は全く関与していません(笑)
お声かかって待ってたけど、実現には至らなかった。

10月
JRウォーキングが復活。但し、私自身ウォーキング歴が長くなり、「似たようなコースばかり」という感想。
なのでいつ歩いても楽しい門司港コースにした。
それを発端に10月は気候がいいことから、
中秋の名月を見に行くわ、
昭和館にはシネマパスポートを消化しに行くわ、
仕事仲間と(数十年ぶりの)カラオケに行くわ、
岩盤浴チケット5回1セットを買ったので疲れを取りに行くわ、
福岡の稚加栄にランチに行くわ、
飯塚シュガーロードのJRウォーキングに参加するわ、
映画講座の飲み会に参加するわ(えーっ、飲み会ですか?!でも行きたい、と即返事♪)、
岩盤浴とその後のお風呂以外はマスクで楽しむ。
さすがに岩盤浴はねぇ・・・

11月
10月同様、週末毎に出かけてた。
門司にある戸ノ上山を神社でお詣りした後登山開始。
518mという低山だが登山を日常的にしない者としてはきつかった。
若松のグリーンパークへはバラ展を観に。
久しぶりの英彦山への紅葉見物。
ル・ヴェルベッツコンサートを聴きにももちパレスまで。
「北九州観光パスポート」(\400)を購入したので、3人で門司港レトロ地区へ。
3月半ばまで有効のパスポート、これを見せると入場料がただ、期間中は何度でも。
小倉城エリアや皿倉山のケーブルカーのスタンプを押しに来年早々行かなきゃね。

12月
映画講座の忘年会とささやかな少人数の忘年会と計3回。
ま、例年も数としては大差ないけど。

今年は一週間以上の海外長期旅行がなかったし、
体の不調もなくとりあえずは仕事を休むことなくこなす。
BSPの旅番組ばっかり見たせいか、「来年絶対行ってやる!」の国の多いこと。
多すぎて整理番号付けなきゃ(笑) 
NHK「せかほし」(世界は欲しいモノにあふれている)の、
栃ノ心の故郷ジョージアや、
足元の危ない岩場での朝食のスウェーデンがとても魅力的だった!
ホントにその国に行ったら首都だけでは終わらせたくないね。
首都しか行ってなくてその国を語りたくないね。
なーんてハンガリー、オランダ、オーストリアは首都だけだな。

しかし来年マジ行けるか?!ワクチン接種が先ですけど。

# by seirisyunou-deux | 2020-12-24 18:07
例年のようにこの本がよかった、あの映画に出会えてよかった、今度の旅も超楽しかった・・・
って、感想はさすがにすんなり出ませんわな。
 
ブログをUPしなかった(出来なかった?する気がなかった?)ので、
ここで少しず~つ振り返ることにします。
 
1月
タイ旅行、これが今年最初で最後の海外旅行となる。
旅日記をアップしよう、しなきゃ、したいなー・・・で一年が過ぎようとしている(T_T)
5年前の最初のタイがバンコク中心だった為、
二度目はタイ第二の都市である、北のチェンマイ中心となる。
涼しくて爽やかで楽しい旅だったのだが、
既に中国武漢で確認された新型コロナウィルスのニュースは流れていた。
ホテルのレストランで「中国から来た人たちに気をつけよう」などとささやいていた。
帰国してからも「タイに遊びに行ってきたんですよ」「えーっ、武漢じゃないよね?」
「違いますよー(笑)」とあくまでも軽い会話。
「パンデミック(世界的流行)」はまだ辞書の中の1ワードでしかなかった。
タイ旅行のパートナーは次のベトナム旅行を春に計画していた。まだ楽観的!

2月
後半じわじわ不穏な空気を感じ始める。
JRウォーキングを二日続けて参加、
一日目の門司ウォーキングでは 旧サッポロビール醸造棟が密閉空間だからとコースに含まれず。
二日目の小倉ウォーキングではメディアドームが同じ理由でコースに含まれず。
さらに「春のJRウォーキングコース」を楽しみにしていたら、中止となる。

日本語ボランティアの生徒さん、ベトナム人のふたりを
小倉北区のベトナム料理「火炎樹」に連れて行き、みんなでフォーを堪能。
「次は桜を見に行こうね」・・・も「次」が遂に立ち消えとなる。

カルディの試飲サービスが中止になり、
スーパーの総菜バイキングのトングが消えて適当に詰められて売られるようになる。
大好きな図書館が臨時休館となるが、
「だったら仕方ない、母のホーム内の図書室で借りるか」・・・
いや、その老人ホームへの訪問は「医療・福祉関係者以外3月以降禁止」と告知文が。

3月
2日に遂に北九州市民で最初の感染者が出る。
カーブスも臨時休館、
日本語ボランティアも教室が閉鎖、
映画講座も中止。
趣味的なモノがことごとく断ち切られる。。。

花粉症体質なのでマスクは常備、利用者からもどっさりもらったこともあって、
マスクには困らなかったが、
トイレットペーパーがいざ買う段になって店頭にないという状態を想像すると怖かった。
元々買い置きをしない。
最後の2個(ホルダーにセットされているのと、トイレ奥のカゴに入れている予備分)に
なった時に買いに行く。
そんな時にどこにもなかったら・・・!
いや、それ以前に回避されたので助かったのだけれど。
80になろうかという元利用客の御宅の二階の一部屋がトイレットペーパーやティッシュボックス等で
ほぼ埋まっていた(オーバーでなく)ことを思い出した。
あんな人たちに書い溜めされるんだなぁ。

そんな中でも大阪に二泊三日。
逼迫していない二月に新幹線チケット取ったので。
「不要不急の外出自粛」⇒うーん、「不急」だがチケットが手元にあるので「不要」ではないな。
さらに神戸であるゴッホ展のチケットも予め井筒屋でゲットしていた。
ところが大阪に着いてまもなく、ゴッホ展の中止が決定と知る。
この時の誰へでもない、空に向かっての罵詈雑言(笑)
いや、笑いごとではないんですけど。。。
「コロナの馬鹿ぁ!」

そして大阪から帰るとまもなく、うちの猫ミウミウの具合が急速に悪くなる。
6月で19才(暫定)を迎える予定だったが、その2か月前に息を引き取る。
腎臓の値は悪かったが老衰。体重は1Kgを切っており、足も立たず。
最後の三日間はベッドじゃなくリビングのホットカーペットで一緒に寝る。
三月末の閉塞感、憂鬱のどん底気分が今、蘇って来る。
仕事があったからずっと猫と向き合うしんどさを回避できたので助かったが、
それにしても外で「笑う」辛さよ、虚しさよ。

4月
河内貯水池の満開の桜を愛でながら動物霊園で佇んでいた。
あの桜の美しさと愛する者を送る哀しみのシーンの一体感は一生忘れないだろう。

8月の博多座のミュージカル「エリザベート」が中止と知らされ、
いよいよ具体的な遊びのスケジュールが皆無となる。

スーパーの棚からラーメン、スパゲッティ等麺類が消えそうな頃。
そしてレストランが宅配を始める頃。
利用したのは中島にあるNAKASHIMA KITCHENだけかな。
一息つく為に仕事帰りにコーヒーを飲みに行ったのでした。久々の「外食」。

緊急事態宣言発令に伴い、カーブス、映画館等足を向けるところがなくなる。
唯一残っていた趣味のハングル勉強会もメンバーのひとりに基礎疾患がある為、
中止を要請された。
いよいよ仕事と買い物が全ての日々。
精神が耐えきれず(メンタル弱い(T_T))、この月、中央公園に通いまくってウォーキング。
同じ趣旨の人たちがマスクして走る、歩く、散歩する、憩う。
戸畑区と八幡東区の友人たちに公園に着いてダメ元で「歩かない?」とラインすると、
それぞれ30分以内には来てくれた。
暇を持て余しているんだね、みんな。
ひとりでもくもくと歩くこともあるが、その時の友はウォークマン。
モンちゃんのリリースされたばかりの「COLD」はリピートで聞いていて、
今聞くと、その公園のことが思い出される。ああ、絶望感と希望がないまぜのまま歩いていたなぁと。

もうひとつ。せっかくJ:COMに入っているからといろんなチャンネルの番組を録画する。
中国ドラマ「バーニング・アイス」「三国志 Secret of Three Kingdoms」、
イギリスドラマ「シャーロック」シリーズ、「キリング・イブ」。
さらにBS1やBSPの再放送旅モノを見まくる見まくる見まくる・・・・
「空港/駅/街角ピアノ」、「地球TAXI」、「南米大陸一周の旅」等バスで周るシリーズ、
「グレートネイチャー」、「グレートトラバース」、
「ぐるっと長靴4000キロ」に始まる「ぐるっと」港町を巡るシリーズetc。

5月
ウォーキングとBS旅モノは継続中。
そして3月からカーブスの代わりで切れ切れに始めた腹筋も定着しだす。
エクセルのいつもの年間スケジュール帳(一か月一シート)に
「上体起こし」「V字腹筋」の項目セルを追加。
ここにその日の回数を書き留めるようにした。そして月毎の集計を。
最初なんて20回もやれば御の字でしょう、と自分に言い聞かせ。
というか20回で体力切れ。
ところが「継続は力なり」を実感、前の月より集計が多ければちょっと嬉しい。
そんなことを繰り返していくと、100回までは行けるようになる。テレビを観ながらだと楽。
100回以上は課さない。
それより最近は「片足立ち逆の手でのつま先タッチ」項目も加わる。
三項目で一セットのおうちエクササイズ。

「県をまたぐ外出の自粛」が謳われていたが、
こっそり中津に遊びに行く。
「車で来ると北九州ナンバーとわかって攻撃されるかも知れないし、だから列車にしたよ」
「あら、川越えた吉富町は北九州ナンバーで、みんな中津にしょっちゅう来てるよ。
ここでは全然珍しくない」と。
徳島で違う県のナンバープレートの車がイタズラされた等のニュースでびびっていた時。

が、ドライブしようにも大分県の温泉はもちろん全部クローズ。
青の洞門、日田の次は福岡県に戻って、うきはと原鶴の道の駅。最後になかつの道の駅。
まあ、どこも賑わっていましたけど!

北九州市の感染者が急速に増えて、7時の全国ニュースに上がるまでに。

6月
10万円定額給付金が入るのを見越して、電子ピアノを購入する。
先日の映画講座の忘年会で「ピアノを買ったんですけど」と言ったら、
ふたりが「ピアノ!」と異口同音に驚く。ふたり共、グランドピアノが思い浮かんだんだと。
いえいえ、Amazonで買った「ヤマハ 88鍵盤 ブラック P-45B」。
ペダルはついているけど、マンションで弾くのに安心なヘッドフォンはオプション。
ま、それでも5万円以内には収まりました。
で、その時のメンバーたちに「10万円、なにに使ったか」を訊くと、
一人目:グランドゴルフ始めたのでその道具、残りは寄付
二人目:夫と5万円ずつ買いたいものを買おうと自分はバッグ、残りの10万円は生活費
三人目:安部山の中腹の家で家庭菜園を始めたけど鹿が荒らすので柵を付けた、
最初の見積もりは10万円越えたけど、10万きっかりに収めてくれた

「空港/駅/街角ピアノ」をあんなに見なかったらピアノを買ってたかな。
買ってからは初心者に戻って、一からピアノを始めよう(教室に通う気は全くなし)と
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この月に映画講座、カーブス、ハングル勉強会、図書館が再開される。
中央公園で歩いていた友人たちと、
ランチを久しぶりにしたり、
自宅にピアノの布カバーやコピー用に楽譜を持ってきてくれたり。
少しずつ「いつも通り」になりつつある。

# by seirisyunou-deux | 2020-12-23 21:37 | 雑感

by 藤崎 裕子