There Is No Place Like Home (我が家に勝るものなし)♪

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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

海を越えた旅で見た家々③

ウィーンの大学生のアパート
現地で合流した知人が、
旅先で出会った女学生のアパートで一泊させてもらうことになって、
夕食後、彼女を送るついでに上がらせてもらう。
エレベーターなしのアパートの5階の2Kに。
ホイリゲでワイン飲んだ後だったので、酔いが回ってほとんど記憶なし。
それでも後で「間取り」だけはメモしていた。
さすがドイツ圏、やたら天井が高い。
哲学を専攻している為、ショーペンハウアーの絵を切り取って
壁に貼っていた。。。とある。。。
意味不明。肖像画ってこと?
まさか、私が彼の顔を認識していたハズもなく質問したんだろうな。

ハンガリー、ブダペストのアパート
プラハからマレブ航空でブダペストに飛び、
空港で予約したハンガリー版B&Bにたどり着く。
道路からは内部の様子がわからないが、
ヨーロッパじゃ普通なのか、重い扉をあけると中庭があって、それを建物が囲む形。
まだベルリンの壁は存在し、ゴルバチョフ登場以前の東欧圏。
プラハよりは機能的で都会的、西欧に眼が向いている印象だったが、
感心したスーパーの品揃えも、
実際口にしてみればどれも洗練されているとは言い難い。
パン、ワイン、フランクフルター、チーズ、卵、ミルク、トマト。
トマト以外は口が喜ばない(>o<)
なので、マジャール語オンリーのランドレディが、
冷蔵庫内の購入したモノをいつのまにか失敬していたとしても、
「どうぞどうぞ」という気分になっていった。

広州のアパート
香港スティ中に遊びに行った広州(列車で3時間の行程)で、
迎えてくれたのが日本に留学していた中国人夫妻。
武骨なアパート群のひとつを階段のみで上がった。
残念ながら旅メモが見つからず、薄くなった記憶を辿ってみると。。。
一番驚いたのが、台所。
部屋から部屋へ行く途中に、左右に半畳くらいのスペースが!
左に流し、右にガスコンロ。
そこを通り抜ける家族に注意を払いながら、
洗って切った食材をクルリと向きを変えて、
数歩足を進めて、火にかけた鍋に投入って( -_-)
こんな動線ってありぃ?!
当然冷蔵庫や食器棚は次の部屋の入口あたりに置くしかない。
外観はニュータウン、しかしその実態は・・・

ソウルの一軒家
友人がまだ家族と一緒に住んでいた家に、3泊させて頂いた。
漢江(はんがん)南の銅雀区の一軒家にお邪魔したのは’96。
あの後、かなり地価が上がっているんじゃないかしら?
地下でオンドルを焚く為に高床式構造で、
庭にはキムチ作りに欠かせないカメがごろごろあって。
玄関を入ればマル(玄関と各個室をつなぐ部屋)があって。
階段を上がればやはりマルがあって(そこで洗濯物干したり、アイロンかけたり)、
ふたつの個室とバスルーム。
そのバスルーム内にトイレもあるし、バスタブはホテル並みサイズ。
但し、バスタブには洗濯用の水が張ってあるので入れない^^;;
典型的な昔ながらの家屋と思っていたところに、ホテルライクなサニタリーで
ちょっとびっくり。
韓洋折衷建築様式、とでも言いましょうか。
二階のベランダには、又キムチのカメが大小10個以上。
兄の結婚と同時にリフォームしたというキッチンには、
普通の冷蔵庫と韓ドラでおなじみのキムチ冷蔵庫。
「もち吉」の定番のシルバー缶みたいなサイズのがいくつかあって、
中はすべてキムチでした。
その中から、ちょっと酸っぱくなったキムチをチャーハンに混ぜて出してくれました。
お母様の部屋は家の中で一番豪華(多分)。
見事な螺鈿細工を施したタンスや、
6月でも焚いていたオンドルのせいで暖かった床。
特殊な油紙を貼っている為、黄土色の床。
兄の派手な結婚式や姪甥のトルチャンチ(1歳の誕生日)の写真を
家族全員と一緒に見た思い出。
同じようで違う文化をまざまざと体験させて頂いた。
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たかのてるこ氏のように、旅を果敢にも冒険として捉えてないので、
私がお邪魔した一般家庭はこれぐらい。留学もしていないし。
たかのてるこ氏プロフィール

ここに一冊の本がありまして。
「地球家族―世界30か国のふつうの暮らし」(TOTO出版)。
こちら
ただ’94年発行であり、その後パソコンが家庭に浸透していった為、
持ち物も激変していると思われる。
当時の家族に「家にあるもの一切を出して下さい」とリクエスト。
それに応えた写真集&統計分析表、とでも言えますか。
「激変」は日本には当てはまるかも知れないだけで、
半世紀たったところで、変わらない営みを続けている人たちもいるだろう。
ホーチミンから出発したメコン河クルーズで、
川沿いの茅葺家や、デルタに浮かぶ船家も眼にした。
船家は、まさに宮本輝の「泥の河」のイメージ。
上記の本を手に取る機会すらなく、ただ日々の暮らしを紡いでいくだけ。
そんなミニマムな生活でも、生きてはいけるってこと。
ただ、日本で現在生きていくにはそんなミニマムでは辛い。

しかし対極の、モノの洪水に溺れている状態だって辛い。
いつか使うかも知れない「紙袋」を平均74枚も溜めている日本って・・・
(「たけしのニッポンのミカタ!」-「捨てるが勝ちの整理術!?」(2/4放送)より)
ならばせめて、自分が所有するモノを把握しておくことだけでも
やってみましょうよ。
把握できる量を超えているなら、それは手に余る⇒不要ってことだと。


(Y.F.)
【整理収納 Deux】
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by seirisyunou-deux | 2011-02-09 08:41 | 旅(雑記) | Trackback | Comments(0)