2011年 10月 08日
旅のよもやま話③
<ドイツ~続き~>
パックツアーで訪れた最初のドイツでは、
フランクフルト、ライン川下り、ロマンティック街道めぐり、
ミュンヘン、ノイシュバンシュタイン城・・・
この後は、オーストリアに抜けた。
”日本人しか訪れない”真冬のドイツの、”経験したことない底冷えの寒さ”を堪能した。
レストランが違えど、どこでもザワークラウト&ヴルスト料理には閉口した。
いくらドイツ料理の定番とは言え・・・
二度目のドイツは気ままなひとり旅で。
フランス⇒ベルギー⇒ルクセンブルグ⇒フランス⇒スイス⇒ドイツ⇒フランスの
ちょこまかしたルートの旅の三日間だけ。
ユーロ以前なのに、換金に煩わしくなかったのかな?
訪れたのはフライブルグ、シュタウフェン、バーデンバーデン。
泊まったのは、環境施策のモデル都市でもあるフライブルグ。
中心街では通りの両脇に”ベッヒレ”という小川(水路?)があって気持ちよい。
ホテル代は50DM(ドイツマルク)、一泊4500円。
ところが当時のアルバムを開くと、
「意に反して3泊もしちゃったドイツ」とある^^;;;
まだライ麦パンが苦手で、朝はクロワッサンであるべきと頑なだった昔。
そうそう、ポルトガルで知り合ったドイツ人の老紳士に会いにだけ、
訪れたドイツなのだった。
シュタウフェン在住で、ゲーテ・インスティテュートの元教師に再会したくて。
その再会するに至った経緯は恥ずかしくてここに書けない。
あまりに強引で傲慢で無謀な手段で押しかけていったので・・・
私の記憶では既に霧の中だったのだが、
当時の旅日記を読み返して、恥ずかしいことは忘れがちになるんだなと思った。
若いことは時として鉄面皮だ。
当日、シュタウフェンの駅で迎えてくれたのは、ローレンス・オリビエ風伊達紳士だった。
白いパナマ帽子に白いスーツにサングラス。
嬉しくて嬉しくて大感激!
ドイツの南西に位置する小さな田舎町、シュタウフェンに
ドイツ語を学びに13人もの日本人が留学していた。
そんな田舎に行った私自身、物好きだとも思ったが、
今や「世界の果てまで」住んでしまう日本人紹介で番組が成り立つようなので、
物好きとも珍しいとも言えないのか。
第二次大戦に参戦したツワモノは、
街を案内してくれる時に、「今の文化はくずだ」と連発。
目に見えるモノがことごとく、彼にとっては「くず」のようだった。
カメラもジーンズもお嫌いらしかった。
汚いモノが氾濫する世の中にはもう未練がないようだった。
カメラを構えて一枚ご夫婦を撮らせて頂いたが、
やはりこちらを見据えてはくれず、あらぬ方向を見てらした。
(Y.F.)
【整理収納アドバイザー Deux】
パックツアーで訪れた最初のドイツでは、
フランクフルト、ライン川下り、ロマンティック街道めぐり、
ミュンヘン、ノイシュバンシュタイン城・・・
この後は、オーストリアに抜けた。
”日本人しか訪れない”真冬のドイツの、”経験したことない底冷えの寒さ”を堪能した。
レストランが違えど、どこでもザワークラウト&ヴルスト料理には閉口した。
いくらドイツ料理の定番とは言え・・・
二度目のドイツは気ままなひとり旅で。
フランス⇒ベルギー⇒ルクセンブルグ⇒フランス⇒スイス⇒ドイツ⇒フランスの
ちょこまかしたルートの旅の三日間だけ。
ユーロ以前なのに、換金に煩わしくなかったのかな?
訪れたのはフライブルグ、シュタウフェン、バーデンバーデン。
泊まったのは、環境施策のモデル都市でもあるフライブルグ。
中心街では通りの両脇に”ベッヒレ”という小川(水路?)があって気持ちよい。
ホテル代は50DM(ドイツマルク)、一泊4500円。
ところが当時のアルバムを開くと、
「意に反して3泊もしちゃったドイツ」とある^^;;;
まだライ麦パンが苦手で、朝はクロワッサンであるべきと頑なだった昔。
そうそう、ポルトガルで知り合ったドイツ人の老紳士に会いにだけ、
訪れたドイツなのだった。
シュタウフェン在住で、ゲーテ・インスティテュートの元教師に再会したくて。
その再会するに至った経緯は恥ずかしくてここに書けない。
あまりに強引で傲慢で無謀な手段で押しかけていったので・・・
私の記憶では既に霧の中だったのだが、
当時の旅日記を読み返して、恥ずかしいことは忘れがちになるんだなと思った。
若いことは時として鉄面皮だ。
当日、シュタウフェンの駅で迎えてくれたのは、ローレンス・オリビエ風伊達紳士だった。
白いパナマ帽子に白いスーツにサングラス。
嬉しくて嬉しくて大感激!
ドイツの南西に位置する小さな田舎町、シュタウフェンに
ドイツ語を学びに13人もの日本人が留学していた。
そんな田舎に行った私自身、物好きだとも思ったが、
今や「世界の果てまで」住んでしまう日本人紹介で番組が成り立つようなので、
物好きとも珍しいとも言えないのか。
第二次大戦に参戦したツワモノは、
街を案内してくれる時に、「今の文化はくずだ」と連発。
目に見えるモノがことごとく、彼にとっては「くず」のようだった。
カメラもジーンズもお嫌いらしかった。
汚いモノが氾濫する世の中にはもう未練がないようだった。
カメラを構えて一枚ご夫婦を撮らせて頂いたが、
やはりこちらを見据えてはくれず、あらぬ方向を見てらした。
(Y.F.)
【整理収納アドバイザー Deux】
by seirisyunou-deux
| 2011-10-08 08:09
| 旅(ドイツ)