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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

栗原小巻トークショー&「サンダカン八番娼館」@小倉昭和館

ほぼ今月いっぱい小倉昭和館で、
「戦後70年 名画で振り返る戦争 ~戦禍を生きたヒロインたち~」の特集をやっている。
今日は栗原小巻氏がシネマトークを行うとのことで、
猛暑の中、行って来た。
映画館というと図書館と並ぶ「街中避暑地」の双璧。
涼めると思ったのだけれど、いつにない大渋滞。
映画が人々の娯楽だった時代もかくや・・・?
立ち見が出るほどでした。
彼女のトークショーの前後、「ひめゆりの塔」と「サンダカン八番娼館 望郷」と、
戦争のからんだ彼女の出演作が二本上映されたのだが、
私事の為、「サンダカン~」の方だけ。


40分のトークショーのMCは昭和館館主の樋口さん。
映画講座でも一時期ご一緒して、去年の秋健さんの思い出を全国放送で語った人だ。
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栗原小巻氏の御尊父は何か北九州に貢献した人(合唱組曲「北九州」の作詞家・・・その曲、知らんがな;;)らしい。
彼女の本籍地も北九州らしい。
それで思い出した!
彼女の伯父(叔父?)は私が卒業した福岡市立花畑中学校の理科の先生だったのだ!
中学生の頃、先生は姪のことをさり気なくPRしていた。

あれから数十年、栗原小巻ももう70歳。
でも、さすがに大女優の風格ね、姿勢も凛としているし、声量も変わりない。
最後に与謝野晶子の「君死に給うことなかれ」を朗読された。
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日露戦争に送り出した弟へ。その反戦歌だ。
「母の白髪はまさりぬる」・・・
そう言えば、柳原白蓮も息子の戦死で一晩で白髪になってしまってましたね。

初めて内容を知ることとなった、その詩。
そして、普遍的な反戦のパワーを栗原小巻氏から強く感じた。
70歳。そして今年は戦後70年。

最近の「映画講座@朝カル」は満州国にからんだ映画特集だ。
又、これも思うところ多々で。。。
「知らなかった」では済まされないな、と我が身を反省しているところだ。

「サンダカン八番娼館 望郷」は’74年のキネマ旬報のベストワンだという。
ノンフィクション作家・山崎朋子氏の本を基に作られた。
明治時代に貧しい天草からボルネオのサンダカンに娼婦として売られた女性、
おさきさん(田中絹代、若いころは高橋洋子)。
先日、熊本市出身のクライアントさん(元お嬢様)が
「昔は天草出身のメイドさんが多かった」と言っていて、
天草はそういう土地柄なのだろうか。

結局ボルネオから帰っても、兄夫婦から冷遇され、
次に流れていくのが「満州」。
内地に居辛くなった人たちの(私が思うに)「墓場」みたいな満州。
彼らにとっては一旗揚げる夢の土地だったのだろうが・・・
おさきさんは最後には天草に帰る。これも息子が嫁を迎え入れる為に。
彼女の過去がばれそうだし、そうすると邪魔な存在でしかないので。
映画が終わる頃はすすり泣きがあちこちで。
隣りの女性は流れる涙を手でぬぐっていた。

(Y.F.)
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by seirisyunou-deux | 2015-08-08 19:41 | 映画(昭和館) | Trackback | Comments(0)