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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

近頃の読書(2016前半)

今年前半が早くも終わっちゃいましたよ~;;;
去年よりローペースな気がします。月10冊には届いていませんねー
大好きだった「すずらん本屋堂」(BS11)がブチッと(そんな印象)終わってしまったから
というのも一要因かもね。
一応3月末で終了したんだけど、なんだか宮崎美子氏や常連さんたちも
最終日に唐突に知らされた感が否めない。
過去出演した作家さんたちがフラッシュバック的に見られた、
最後の回はなので消去できずにいる。
終了した番組に再開要望メッセージ送ったのも初めてかも知れない。
というか、終了してもいまだに閉じないでいてくれてサンキュ。
メッセージボードを読みながら、スタッフが再開を検討してくれているのなら。。。

去年の年末にチラッと書いた通り、
篠田節子と桜木紫乃はけっこー読んだ。

篠田節子
「Χωρα(ホーラ) 死都」や「廃院のミカエル」でギリシアの神々を恐ろしく描写、
「ブラックボックス」では安全な食品を追及しているし、
「はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか」の4編はどれも不思議でシュール。
ドキュメンタリー作家みたいな現地調査を確かな筆力で「小説」に変えていく。

「冬の光」はそんな中でも面白かった。
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四国にお遍路行脚して帰る途中に亡くなった父、
その父の辿った道を歩く娘。
父の目線と娘の目線で交互に真実が紐解かれていく。
こうも理解し合えない家族は哀しい。
軌道修正できない哀しさ。


桜木紫乃
次に読む本がなくなっていくのって残念、ってことを感じる。
まあ、42歳の主婦としてのデビューですからね。現在51歳。
三浦綾子や原田康子の路線を踏む、「北海道作家」。
九州在住としては三浦綾子の本で北海道に随分想いを馳せましたわねー
「石の森」の舞台、トドワラにはいつか旅すると思った二十代でしたが(未だ実現せず)。
桜木紫乃のも、登場人物はほとんど北海道から出ない。
実際住んである釧路がメインであることが多い。
釧路は雪が少なくて霧が多いってことも知りました。
そんな中でも「ホテルローヤル」。
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直木賞を取った作品だから、というわけじゃないけど、これは強烈オススメ。
短編の形式。
廃墟となった「ホテルローヤル」から始まって、時間が遡っていく。
切なくて心痛い、不器用な生き方の断片がここにもあそこにも。

他に。。。
「すずらん本屋堂」で紹介されていなければ、手にとることもなかった二冊。
骨風」(篠原勝之)
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これはホントに面白かった。
丸坊主で自称「ゲージツ家」な彼を、テレビで以前拝見したことはあるが、
こんなに本を書いているとは知らなかった。
エッセイとして軽く読んでいたら、
彼の壮絶な「自伝」ということがわかる。
飾らないシンプルな文章で、きっと彼も捻りながら文章を生み出しているわけじゃないと思う。
机に向かって書いておらず、あちこちに置いている紙に思いついた時に書きなぐっているイメージ。
最後に家具を移動する為に、久しぶりに開けた「宝箱」の中身が泣ける。
彼の美学に触れて下さい。

教場」(長岡弘樹)
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去年スマホを紛失した時に、ふたつの派出所と警察署にお世話になりましてm(_ _)m
彼らもこんな警察学校を卒業したのねー
強烈なクセがあっても、「篩(ふるい)」にかけられても、
残る人は残るのねー
性格が傍からは異常と思われても、卒業証書得たら
どこかの町で「警察」の職場を得るのねー
もう二度とお世話にならないようにしますわー^^;;

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by seirisyunou-deux | 2016-07-10 09:43 | | Trackback | Comments(0)