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There Is No Place Like Home (我が家に勝るものなし)♪

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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

白夜のロシア旅行♪-三日目③

15:40モスクワ発サンクトペテルブルク行き列車「サブサン(はやぶさ)号」。
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モスクワからサンクトペテルブルクまで712Km。
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東京から広島位の距離。
ピョートルはモスクワからこんなに離れた地、しかも沼地をよく首都にしようって思い立ったよね。
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(イ・ソンゲが風水的に漢陽(今のソウル)を首都にした過程を知ってるだけに)
2009年12月より新幹線と変わらない所要時間で二つの都市を結ぶ。
終着駅に列車が入って来てまもなく停止すると、
各車両のドアから出て来るのは背の高い女性車掌たち。
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クレムリンの出入口に立つ兵士たちと同じように、
厳しい審査で選ばれた女性たちなのだろうか。

帰りは飛行機なので、行きが列車という旅程の組み方はいいと思う。
例え時間がかかったとしても。
(渋滞がどちらも酷く、郊外にある空港へ行く時間を考えたらそんなに変わらないとあるブログに)
翌日のペテルゴフへはサンクトから船で行くし、
バス、列車、船、飛行機と移動手段が多岐に渡り、
これで天気さえよければ(しょぼーん(´・ω・`))黄金の旅程になったのだが。

サプサン号は一日に13便走っており、
サプラン772は15:40に出発後、トヴェリとヴィシニヴォロチェクというふたつの駅で停車、
19:30にサンクトペテルブルク着。3時間50分の旅。
新幹線は荷物専用置き場が特にないが(JR九州と西日本はない)、
ここでは中央と端に二か所ある。
添乗員さんが途中下車の駅で皆さんの荷物は見張っています、と言われていた。

フランスのTGVや韓国のKTXでも経験したが、
座席が固定されるので進行方向と逆向きになることもある。
ここでも運が悪い(←私ら)と逆向き。ドイツのシーメンス社製という。
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途中から車窓に雨が降りかかっていた。
モスクワを出ると平原が広がり、これがずっと続く。
ところどころ民家も見える。
狭い日本じゃすぐにトンネルに入ってしまうのだが、
ロシアではトンネルを作る必要もない。
山など自然の障害物が間にない為、二都市間はほぼ真っ直ぐなレールで結ばれている。

二両先の食堂車に行ってみる。
車内販売が来るので「アイスクリームを」「アイスクリームならビュッフェで」。
だが実際にはアイスクリームがなく100P(ルーブル)のアップルジュースを。
手前に6つ程のテーブルがあり、満席で食事をしていた。
その奥に厨房があり、さらに奥に立って食べるテーブルが2つ。
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一等車両では食事サービスもあるらしいが、私らは二等なので。
列車内で食事したのは一度パリから南下するTGVでクスクスを食べた位かな。
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ついでにトイレも。清潔さの点では日本と全く変わらない。
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ツアーはホント楽ちん。
言われるままに乗車するだけだったが、ふといくら位だろう?と検索してみたら、
オン・シーズンでなければ12,000円位。

白夜シーズンなので、「モスクワ駅」到着の19:30は晴れていればまだまだ明るい。
ところがモスクワより胸高鳴るサンクトペテルブルクでは雨に加えてぐっと低い気温が迎えてくれた。
駅のホームでポーターを2人呼んだらしく、
私ら25人+1人(添乗員)の大大大荷物を2人が分けてさっさと運んで行った。
駅を出てバスが止まっているところまで5分程歩かされたのだが、
その間私らの荷物はどこ?の不安が高まっていたが、
何のマジック?!もう2人はバスに着いていて荷物を下していた。

サンクトペテルブルクにも5つの駅があり、
モスクワ行き「モスクワ駅」の北に
「フィンランド駅」という国際線があるらしい。
例えばシベリア鉄道で東から西にロシアを横断した後は、欧州に入って行けるんだなー
道は繋がっている。というか世界は繋がっている。
ソ連上空が飛べずにアンカレッジ経由で欧州に行ったのは昔。
ずっと繋がっていて下さい。

30分以内でアンバサダーホテルに到着。
9時近くになった遅い夕食はホテル9Fのレストランで。
何か残り物しかない・・・って状況で。温かいモノがひとつもない。
旅の全食事の中で一番シケてた(笑)
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by seirisyunou-deux | 2017-07-17 08:11 | 旅(ロシア)

by 藤崎 裕子