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There Is No Place Like Home (我が家に勝るものなし)♪

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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

親の家を片付ける⑤

それで、福岡の旧実家をどうする?

姉に「実家に思い入れとか未練はある?」と訊かれたが、
冷たいようだけど、それがナイんですよ。
同じ頃(小学生高学年)家を建てたという友人宅、途中完全な建て替え工事をしたそうな。
一方、実家はあの時のままで、
途中キッチンを一度リフォームしたり、壁を壊して二部屋の風通しをよくしたり、
雨戸、ふすま、畳、照明等を替えはしたんだろうが、
一部屋にコンセントがひとつ・・・とパソコン等家電が増える以前の仕様のまま。
客間でもあるリビングの壁はずっと同じもので暗い。
冬寒くて夏暑い。段差も多い。
介護保険で手すりや段差解消のステップなども追加された程、昔の家仕様。
又、忍び寄る魔の手も多くてね💦
一軒家で鍵もかける習慣がないものだから、押し売りが来やすいのだ。
郵便受けや表札近くに、「高齢者ひとり暮らしの女性」の暗号というべきシールが4~5個貼られていたそうで、
「ひとつひと剥がしていきました」とケアマネさんたち。
近年ずっとそんな由々しき「問題」が発生していたもんだから・・・
こんなシールもナフコで購入した程。
親の家を片付ける⑤_a0176188_07595205.jpg

警察からの警告シールも後にケアマネさんたちが貼ってくれていた。

今、住んでいる住宅型老人ホームは築6年。
新しくどこもバリアフリーで安全で快適・・・なハズ。
それなりの入居費用かけて、管理費払っているんだもの。
ベランダはウチのベランダより奥行があり、そこから見える景色は建築群に邪魔されずに、
足立山麓が望める。初夏の清々しい山々が。

圧迫骨折の入院中にモデルルームの写真見せただけで、
「小倉に移り住むことになるから」と決行したのは、やはり強引だったのかちょっと心は痛むけれど。
心身共に弱っている時に、抵抗する気力もなかったのかも。
「あっちで死にたかった」「小倉に行きたくなかった」と時々つぶやかれる本音。

引っ越してから1か月は経った。
福岡でも電気と水道料金は払っている。
最低限のライフラインね。
調理も入浴もしないだろうし、プロパンガスは止めた。
まだお墓が福岡にあるので、立寄ることもあるだろう。
ただリビングの照明器具等を持って来たので、泊まるのはコワイかも。
これから夏を迎え、庭の草も伸び放題となるだろうし、
大木もどうなる?
郵便受けにポスティングされない為に、ガムテープ貼って来たので、
住んでないのは一目瞭然。雨戸も閉めきっているし。
四方からの視線は常にある場所なので、不審な者が住むことはないだろうけど・・・どうだろ。

入退院を機に集合住宅に住み始めて3年のお客様がいる。
火災保険の更新が来た時に「住んでないなら更新出来ない」と言われて、
60年以上住んでいた二階建て一軒家を解体したそう。
その費用が中味の処分も含めて240万円。今は更地のまま。土地の売却はまだ不動産を介してないらしい。
そこは車が通れない密集地だったので、そんなに高かったのかなぁ。

実家を解体処分する方向は決まっているのだが、その時期を決めかねているという状態。
いつまで光熱費を払い続けるか、それは同じく火災保険更新のタイミングなのか。
住んでいない家を既に10年以上キープしている、という話は周囲にあちこちにある。
あまり長期化させたくないのだが。

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by seirisyunou-deux | 2018-05-15 08:01 | 整理収納

by 藤崎 裕子