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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

スロベニア&クロアチア&ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行-二日目②

スロベニアで、ブレッド湖ともうひとつの「二大観光地」ポストイナ鍾乳洞へ。2時間ほどの移動。
ランチの写真を見返して・・・

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  (前菜。なんだこの油の浮いた野菜スープ?この半分の量でいいから美味しいモノ出して)

もちろんたった1回で「スロベニアの食事は不味い!」と言い切るつもりはない。
でもみんなから「食事はどうだった?」と、ホテルの評価より食事の評価を訊きたがる。
たった一日のスロベニア滞在で言うのはおこがましいしのは承知の上で、これはないだろー(笑)?!
今回参加したツアーだが、同じ会社のロシア旅行の食事が毎回美味しかったから、安心してたのだ。
メニューまでサイトの「コース日程」に掲載する位だから、定番の店なのだろうか。
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(メイン。メルルーサという海水魚。料理が不味かったからと言って、この魚が美味しくないとは思えない)
でもこれで店側が「こんなんで客が呼べるから楽勝さ」なんて思いあがってはいけない。
だからこそ、最終日にアンケートを配られた時に、しっかり書きました。
現地ガイドやバスドライバー、添乗員さんに不満はない。
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         (デザート。甘いだけのアップルタルト)
ホテルの不満は若干。そして食事の不満は書き連ねた。
ホテルと食事、これは旅の二大要素でしょ?
次回から一度切ってみたら?なら反省するかも。

添乗員さんが言ってたけれど、「ヨーロッパでは味付けはテーブルにある調味料でします」。
これもちょっと反論あるなー(と思いながら黙っていたけれど)
「ヨーロッパ」ひと括りじゃ美食の国が浮かばれないじゃない?
下味つけなくて、サーブされた時にテーブルソルト&ペッパー、ビネガー&オイルで
好きな味で召し上がれ・・・これはそんなにないと思う。イギリス位だったよ。
同じアドリア海に面したイタリア、田舎に至るまでけっこー歩いて食を重ねたフランス、
ピンチョス(おつまみ)が充実したスペイン、粗塩振ったイワシで日本を思い出したポルトガル、
ワインに関しては一番のベルギー・・・等々、食に不満を感じてはいない。

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    (場所はここの二階。アジア系いっしょくたで扱われた。このすぐ左側が鍾乳洞入口)

旅の前半、口に合わないものが続くので、後半への体力をマジ心配した。
食わず嫌いがない私、一番キライな「らっきょう」だって何度もトライした程だ(笑)
その私が途中で箸、いやフォーク&ナイフを置く。次が口に入らない・・・


気を取り直して、さあ観光へ。
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ポストイナ鍾乳洞:総延長は20km以上の巨大鍾乳洞。中は10℃程で肌寒い。
平尾台の鍾乳洞も年中16℃だし。
現在の観光コースは約5kmある。そのうち3.7kmをトロッコで15分程奥へ。
到着したらそこから30分程歩き、帰りは同じ線路で入口へ。
日本語オーディオガイドを渡されて、コースコースにある番号札の番号を押せば、ガイダンスが聞ける。

ヨーロッパで鍾乳洞に入ったのは二度目で、
最初は、30代の頃、ベルギーのルクセンブルグ国境近くのアン・シュール・レッスで。
長さ14キロメートルに及ぶ鍾乳洞。やはりミニトレインで中に入り、
広い場所で椅子に座らせ、照明を消し、ビバルディらのバロックを流しながら光のショーを堪能した、とある。
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洞窟とサファリで385F(ベルギーフラン)。当時1200円位だったのだろうか。

頓着すらしなかった、ポストイナ鍾乳洞ツアーが大人22.90ユーロ、(約3200円)、オーディオガイド3ユーロだという。
ツアーってこれが楽だよねー 多分、入場料を気にするツアーメンバーなんかいないハズ。

スロベニアの自然世界遺産に「シュコツィアン洞窟群」というのがあるが、それはスロベニア南部のクラス地方に広がる。
その「クラス」はドイツ語で「カルスト(Karst)」と呼び、それがカルスト台地などの語源となっている。
で、ポストイナ鍾乳洞はこの世界遺産には含まれていないのだという。

聞きしに勝る景勝地のひとつだと思うが、こんなに観光地化されてれば・・・?
第一次大戦でロシア捕虜により建設された橋などがある。
しかしどこかの中高生の課外授業?修学旅行?でうるさかったな。
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トロッコを下りて歩きが続くのだが、
こちらも鍾乳洞を眺めるより、水滴で濡れた地面を滑らないように歩くのに足元見るのに忙しかったが、
途中から前後ずっと同じメンバーたちが、嬌声上げてのおしゃべりや前を行くメンバーたちとの会話も頭上でされて。
いつまで悩まされるんだろうと思いながらの、長い道のり。
なので、やっぱりスゴイ!鍾乳洞の中は!これだけ長いんだもの!
こういうとこです!

スロベニアを出て、いよいよクロアチアへ。
旧ユーゴスラヴィアの時代はもちろんなかった国境。
四国とほぼ同じ大きさのスロベニアから、九州と四国を足したのとほぼ同じ面積のクロアチアへ。
入国時は写真撮影御法度。
添乗員さんもアメリカ入国で、黒人女性の入国係官を笑った(ホッチキスを探している彼女に「あら、目の前にあるじゃない」と)為に、
「ツアーメンバーは入国させるけど、あなたは絶対に入国させない」とまで言われて、
それ以来入国審査では神妙にするようにしているらしい。。。
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従来は出国審査⇒入国審査に30分程かかるらしいが、
「奇跡のように」No Check。
私は陸路での出入国、’89年のウィーンからチェコスロヴァキアの都市ブラティスラバ(現スロヴァキア首都)へ・・・を思い出した。
まだベルリンの壁崩壊前で、東西ヨーロッパには厳然たる見えない壁が立ちはだかっていた。
バスを降りてパスポート見せに行って、出発までに正味1時間位かかっただろうか。
列車による国境超えは割とあったような気がするが、
いわゆる「西欧」をユーレイルパスで回るだけだったので、
車掌によるパスポートチェックしか覚えていない。
それも目的地へと走る列車の中でだったので、時間のロスという感じはなかった。

出国は割とイージーはどこでもそうだが、入国は厳しい…はず。それが日本の団体だからだろうか、そのまま通過した。
いや、添乗員によれば何度も「奇跡」という言葉が出るから、私たちが超ラッキーだったんだろう。

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by seirisyunou-deux | 2018-06-27 07:22 | 旅(スロベニア・クロアチア)

by 藤崎 裕子