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There Is No Place Like Home (我が家に勝るものなし)♪

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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

この夏夢中になった二件

①「坂の上の雲」
去年訪れた、東大阪市の司馬遼太郎記念館にてゲストブックに書いた通り、
「坂の上の雲」を読み始めた。
公共図書館の予約本がなかなか手元に来ないことで、
この際、じっくりシリーズを読んでみようかという気になって。

映画講座でテレビ化されたモノを断片的に観たのだが、
2009~2011年にかけて全13話が放送されたという。全く、私の眼には止まってないんだなー
ところが、最近講座にて読書中ってことをちらっと話したところ、
ブルーレイ全巻貸してくれる方がいて、すぐにも並行する。

本はまだ日露戦争前あたりだったが、
司馬さんのくせ(失礼)なのか、脱線が多いと言うか、逸話盛り過ぎだろ!と言うか、
主役3人の話じゃないのか?!というか。。。(既に正岡子規はこの時点で亡くなっていたが)
並行するとわかりやすかった。
が、やはり戦争シーンはリアル過ぎて早送り。そこに製作費をつぎ込んだのだろうが、見ていて辛い。
旅したサンクトペテルブルク(広瀬大尉が駐在)やシャンティイ城の厩舎(秋山好古が留学)ロケもあって嬉しかったが。

ソウルの景福宮にて、 閔妃暗殺(1895.10.8)の話をガイドさんから聞かされたことがある。
暗殺者の子孫である日本人たちが謝罪の為に墓参りに来たというニュースも知っている。
そこをスポット的に捉えたとしても、真意がつかめないが、
日清戦争で勝利し、力を増した軍部が、親ロ(ロシア)政策に切り替えた閔妃を暗殺。
19世紀末、世界は列強化し、怒涛のように強国が弱国を呑み込んでいった時代。
呑み込まれたくなければ攻めていくしかない時代。
その流れの中でこの事件があったのだと思うと、原因と結果も理解できるのだった。

お盆あたり一週間でドラマも本も完結。
次は四国松山の「坂の上の雲」ミュージアムを筆頭に、
秋山兄弟の生家や正岡子規記念館などにも行ってみたい想いが募っている。
でも近そうで遠い松山、なのだった。
そうそう、ドラマのエンドロールに流れるサラ・ブライトマンの「STAND ALONE」は秀逸。現在のヘビロテです。(サラ・ブライトマンのハミングが今はなくなってますが)

②ミニマリスト
同じくお盆期間に「ヒマなのでYouTubeでミニマリストの動画見てる。感化されていろいろ片付け始めたのよ」
という友人からのLINEが。
おおっ、彼女は二年前に親御さんのところから独立、
引っ越しを機にモノを淘汰して、自分の城を築いたのではなかったか。
自分の空間だけにあっと言う間にモノが増えたのか。

おかげで「YouTuber」なるモノ、知ってはいたけど興味もなかったモノに対峙。
「ミニマリスト」「ミニマリズム」で検索かけたら次々にヒットするもんですねー
ミニマリスト TAKERUさんの「ルームツアー」は面白く、
全国あちこち要請がかかれば自宅にお伺いして、ほとんどモノのない「ルーム」を「ツアー」して紹介。

清瀬の遊び人さん、過去動画では洗濯機しか家電はなかったのが、
TAKERUさんが伺った時は、洗濯機も撤去、手洗いをしているのだという。
もう笑うしかない・・・んだけど、本人は「快適です」。揺るぎないんだ。
これで結婚して同居人がいるとはとても思えないんだけど。
ま、TAKERUさんも新婚ですしね。

最初、友人の「あれもこれも捨て始めた」には、ウチは「捨てるモノないよ。もうすっきりしてるし(←うがちすぎ)」と反応しなかった。
が、洗面台の中にある、人からもらった健康食品を機にあれこれ処分スタート。
冬虫夏草、ブルーベリー、グルコサミン等々・・・
なんで人は自分で買ったモノを人にあげるのか。自分の健康に照らし合わせてわざわざ取り寄せて飲むのではないのか。
しかし私も私だな、もらったらなんとなくありがたい気になって、でも放置して数年。

次にキッチン。水筒、空のペットボトル、空の瓶。
過去泊ったホテルで頂いてきた、アメニティの数々(シャンプー、リンス、ボディシャンプー、洗顔料)は2月に使い始めて、
半年経った今、そろそろ尽き掛けた。これらだって消費期限はあるんだもの。

友人は「将来スケッチをしたいと思っていた色鉛筆も捨てようと思う」という。
「色鉛筆位場所取らないじゃない。持っててもいいんじゃない?」と返したが、
巷の片付けの常識「使えるモノを残すのではなく、使うモノを残す」に反しているな。
私だって、もうマニキュアの類はしないと、マニキュア&除光液も捨てたし。
でもですよ、家電の最後の砦、洗濯機を処分するのに比べればねー(笑)

ミニマリストの方々で共通する「持たないモノ」がテレビだ。
今回のレコーダー故障で、たまには「Noテレビデー」があってもいいかとは思ったが、
まだまだテレビっ子な私なので、手放せない!

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by seirisyunou-deux | 2019-08-28 13:59 | 雑感

by 藤崎 裕子