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There Is No Place Like Home (我が家に勝るものなし)♪

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北九州小倉在住の  【ハウスキーピングDeux】のつぶやき

紙ゴミ対策

「ウチ、断捨離しました!」(BS朝日)で紙に埋もれたお宅があったが、
中身はチラシ・ダイレクトメールがほとんどという。
以前の利用客も管理人さんから断れなくて取り始めたという、
読みもしない新聞が行き場をなくしてここそこに置かれていたなぁ。
最初、そのお宅に入った時、宅配業者からの「不在通知票」にびっくりし、
「早く連絡しないと元のところに送り返されますよ」
「あ、それはもう終わりました」。
又、カタログギフトに挿入されたハガキにもびくつき、
「早く投函しないと期限過ぎちゃって貰えなくなりますよ」
「あ、もうそれはいいです」。

当たり前の処理(用済みのモノを捨てたり、ハガキに欲しいギフトを書いて投函したり)が、
人によっては当たり前じゃないんだなーと思ったコトだった。

紙類は毎日毎日油断すると増えてくる。
それで去年はそれに対抗して、来たモノを捨てるより、来ることを拒絶したのだ。
これ、ちょっとしたことだけどかなりのストレス軽減。
①集合郵便受けに「チラシ投函お断り」の板を張り付け
100均で見当たらず、ホームセンターでようやく見つけた。
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これは既に断捨離歴10年以上の友人からのアドバイス。
貼った翌日から郵便物と市政だよりしか投函されなくなった。
まあ、私も昔チラシ配った経験者、マンション自体がチラシ拒否ならスルーしますもんね。

②よく利用する旅行サイトの「My Page」にメールマガジン・ダイレクトメールの「お届け:希望する」のチェック外し
一度利用すると定期的にチラシが届くようになる。短いスパンでは大して変わり映えしないツアーなんだが。
興味ないクルーズツァーなんて見もせずに古新聞ラックへ。
ほんとに旅行したかったらすぐにサイトを見る方なので、紙ベースは不要だわねと思っていたので、
そのチェックを外したことで全く来なくなった。

➂銀行の投資信託のお知らせを紙ベースでなくネットでのお知らせに切り替え
これは銀行側からのオススメがなければ出来なかったこと。
又、ネットバンキングをしているという前提条件もある。
ふたつの銀行からのお知らせは半年毎に届くので、その度に以前のお知らせと入れ替え、
以前のモノをシュレッダーにかける・・・という、「お知らせ」自体を読みもしない私からするとあんまり意味のないルーティンではあったが。

もともと①をする前に、チラシ類は集合郵便受けそばに段ボールがあるので、
そこに取捨選択して捨てていたのだが、その時間を短縮出来た。

②だって封筒の宛名はやはりシュレッダー対策しないと不安なので、
封筒の宛名部分、宛名以外(それこそシュレッダーで溜まったゴミを入れる用に取っておく)、
中身のパンフレットは古新聞と同じところへ・・・となんと三段階で処分しなければいけなかった。
この時間も・・・トータル3分はかかるかしら・・・短縮出来た。

➂もある程度溜めて、片付けモードを高めないとやらない作業ではあったが、
そんなことにも最低10分程費やしてたなぁ。

上記の利用客さんにも
「読まない新聞にお金かけることないですよ。早く断られた方がいいのでは?」と
お節介にも言ってみたが、その後どうだろー?
旅行のダイクレトメールならず、
一度利用した健康食品も定期便を止めたにも関わらず、ダイレクトメールだけは
継続して来るところがある。
ここもハッキリ電話して断った方がいい。面倒くさいと思わずに。その後が楽になる。

北九州市の有料のゴミ袋とは関係なく、
普通のプラゴミ袋で(或は地区によっては無料の指定紙ゴミ袋で)、紙ゴミを出せるようになったのは助かる。
シュレッダーの細かい紙ゴミはもちろん、
お菓子やルーの箱、レシート、銀行や保険会社のリーフレット(個人宛の情報ではない)などを
月イチの町内会の収集で出せる。
年末はゴミ袋大サイズで出したし(①~➂の処置で減ったにも関わらずだ!)、
それをもし有料の指定ゴミ袋内で他の一般ゴミと一緒に出すなら、出費もダブルになる。

そうそう、断捨離歴10年以上の友人に逆に質問された。
「昔の通帳捨ててる?」
「穴開いて使えなくなった分よね。見返さないし。私は捨ててる」
「そうよねー、じゃあ捨てよう」
無効になってすぐというわけではないが、一年経って位?

レシートをいっぱい残している利用客も過去にいらしたが、
あれはどうするつもりだったんだろう。
確か訊いた気もするが、「主人に最終的に訊いてから捨てる」だったっけ。
スーパーのレシートでなくても、光熱費、税金等の公共料金の領収書も「一昨年」の分は捨てていいよね。
確定申告が終わったら、「昨年」だって捨ててもいいのだが。

入って来たモノを捨てるのにもこんなに労力がいるんだから、
まずは入口で止めよう、と。
他にもまだまだ止めるべきモノがあるかもしれない。

# by seirisyunou-deux | 2020-01-16 19:02 | 整理収納

今年の収穫(映画)

いつものように昭和館の二本立てをチェックして、
洋画なら一応足を運んでいる方。
時々はシネコンにも行ったりして、今年のトータル32本。
例年並みの本数ですね。

去年の今頃は「ボヘミアン・ラプソディー」一色で♪
しかし、今年もいい作品に出会えました。
グリーンブック
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フランスに行く機内で観たのだが、セリフが聞き取れずリタイヤ。
なので、劇場で再見。こんな上質な映画はやはり劇場で!
観た後は、映画の余韻が残って一日以上とても気分よく過ごせた。
「私たちはエリートだし進歩主義なので人種差別はしない。その証拠に黒人のピアニストを迎えて演奏会をするじゃない」的、
胡散臭い似非ヒューマニズムに対抗するかのような、イタリア系粗野な運転手トニーがいい。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
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シャロン・テート殺人事件は1969年8月7日。
それに照準を合わせたかのようにストーリー展開されるのだが、
ラストはええっ?! タランティーノはこう望んだのかってオチ。ま、タランティーノらしいし!
でもすっごく楽しかった。

1963年生まれのタランティーノよりもうちょい上の私。
映画に夢中になったのは高校生からだが、「遅れ」を取り戻すかのように、
古本屋で昔の「スクリーン」を買い集めたり、
TVや後のビデオ屋で古い映画をいっぱい蓄積した。
なのでいちいちわかるんだなー
マックィーン、ママス&パパス、「グリーンホーネット」のブルース・リー等がリアルな形で命を吹き込まれ、
「ジョアンナ」「哀愁の花びら」「大脱走」「サイレンサー第4弾/破壊部隊」の映画がスポットライトを浴び、
「夢のカリフォルニア」「ミセス・ロビンソン」「サークル・ゲーム」等がBGMで流れる。

「『いちご白書』をもう一度」の、あの「いちご白書」の時期なんだなー
あの時のフラワーチルドレンたちは今、どんな老後を送っているのだろう。。。

マチネの終わりに
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石田ゆり子ファンとしては、「コーヒーが冷めないうちに」も観たのだが、
平野 啓一郎氏原作を読んだ時から、実際のモデルがいたということもあり、ストーリーが好きだった。
本ではパリの彼女の部屋での、彼のギター独奏会のシーン。そこが絵画的で好き。
映画ではそのシーンがやはり描写足らずな感もあったが、
やはり石田ゆり子なので(笑)、違う意味で美しかった。

女王陛下のお気に入り
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イギリスらしい毒が詰まっていた。
まるで「スピッティング・イメージ」を思わせるシュールさ。
高貴な人々の騙し合いや壮絶バトルが人形劇でなく、実写としてやり合うんだなー
エンドロールにエルトン・ジョンの「Skyline Pigeon」が流れる。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の「サークル・ゲーム」同様、
映画を観終わってしばらくはリピートしたな。
来年早々、昭和館でエルトン・ジョンの「ロケットマン」と、彼が音楽監督を務めた「ライオン・キング」実写版の二本立てがある。
これは期待大♪

ところで。
BSプレミアムで先日、邦画「若草物語」('64)をやっていた。
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ディズニーの「難破船」('64)が記憶するところの、私の人生初映画なのだが、
この「若草物語」もその次位に記憶に留まっていて、ン十年ぶりに再見。
芦川いづみ、浅丘ルリ子、吉永小百合、和泉雅子主演。
オルコットの「若草物語」とも谷崎の「細雪」とも違う、四姉妹の生き方。
高度経済成長期の日本が、カメラマン役浜田光夫のカメラを通して描かれている。
ラストは全く記憶通り。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」とはそう時期も違わないんだなと思うと、
日本とアメリカの空気感の違いもわかって面白く観ました!
# by seirisyunou-deux | 2019-12-30 19:40 | 映画(雑記)

今年の収穫(本)

年末に借りた本でようやく今年も100冊となった。
小倉の中央図書館に併設された、こども図書館でボランティアをしているのだが、
読書通帳」という、18歳以下の利用者対象の銀行通帳タイプの記録簿がある。
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一冊で216冊の貸し出し履歴が記帳されるという。
それが何故18歳以上にも適用されない?北九州市だけ?財源不足で?
どこかのクイズ番組で出題された(図書館のサービス四択で)記憶があり、
日本全国的に展開されている(内田洋行のシステム)サービスだとは思うが、大人だってコレ欲しい。
今度匿名でリクエストしてみようっと♪

知り合いが「私、これを以前借りたか調べてもらうことは出来ますか?」
とある本を受付に差し出して訊いたらしいのだが、
「履歴は残ってないので残念ですが・・・」と言われたらしい。
彼女は私のようなメモ魔じゃないらしく、借りた本の記録を取ってないとのこと。

メモ魔とは言え、私はエクセルにて、五十音順の作家別にタイトルと年度を入力してるだけで、
「今年時系列で何を読んだか」まではわからない。

ただ、この夏は司馬遼太郎の「坂の上の雲」どっぷりだったな、とは覚えている。
彼の文体を知る人には「なかなか進まない理由」(余談の多さ)も察知してくれるだろうが。
 
もう少しエクセルのフォーマットを来年は工夫してもいいなとは思う。
よかった本はフォントを太くしたり、背景に色をつけたりはしてるけれど。
気に入ったフレーズや文章も吹き出し作って入力したりしてるけれど。

そして女流作家の本に手を伸ばしてしまうのも恒例です~
去年「あなたのゼイ肉、落とします」だけ読んだ垣谷美雨(かきや・みう)氏。今年全作品読了。
「老後の資金がありません」「子育てはもう卒業します」「夫の墓には入りません」「姑の遺品整理は、迷惑です」等々・・・
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出版社から「売れ筋」のタイトルを先に与えられたような・・・
1959年生まれの彼女は同世代の等身大のおばちゃんを主役にしている。
最初はストレスフルなキャラクターなんだが、徐々に前を向いて元気を取り戻すおばちゃん。
まるで隣の家族の一部始終を覗き見した気分。

何を読もうか・・・と迷った時のおたすけツール、「本屋大賞」。
芥川賞や直木賞は作家たちが選ぶので、もうちょっと距離の近い、書店員さんたちが「勧めたい」本として選ぶ、本屋大賞。
ここで「2016年 7位:戦場のコックたち」が目に留まった。
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直木賞候補にもなったという、深緑野分(ふかみどり・のわき)氏の二作目。
日本人がひとりも出て来ない。タイトル通り、第二次大戦中のヨーロッパ(フランスとベルギー)を舞台とした米軍の兵士たちのお話。
当然、戦闘もあり死もあり、家族の戦慄のドラマもある。
この方、留学していたわけでもないのに、アメリカの、ヨーロッパの空気感を伝えてくれる。
角田光代ら女流作家四名の「チーズと塩と豆と」や原田マハ「ジヴェルニーの食卓」でも
日本人が登場しなかったことに驚いた過去あり。
いや、作家だもの、そこは巧みな想像力と創造力で。
深緑野分氏の「オーブランの少女」も短編ミステリーのアンソロジー。これもすごいんだ(笑)
その中でも「大雨とトマト」がお気に入り。一番ミステリー色が薄いけれど。
映画のワンシーンのようであり、怪しい常連が「パリ・テキサス」のハリー・ディーン・スタントンみたい。
次は来年には読めると思う「ベルリンは晴れているか」。
待ち遠しい。この人を知れたことが今年の一番の収穫かな。

前述の知り合いの読書好き女性に「今、何読んでますか?」と訊いて、
勧めてもらったのが高田郁(たかだ・かおる)氏。
初めて知る作家の文庫本「みをつくし料理帖」全十巻から手始めに。こういう出会いはわくわくする。
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読むなら文庫本という彼女、中央図書館でも単行本のある階段の上には行ったことがない(!)とか。
読んでいる間に、偶然NHKで二年ぶりの続編が年末オンエア
二年前は時代劇ということで、目にも留まらなかった。
つまり日本の時代劇は私の苦手なジャンル。それが「みをつくし」で垣根を越えた感じ。
途中から澪は演じる黒木華ちゃんという具体的でピッタリ過ぎるイメージで読み進めた。
来年正月明けには二年前のドラマの再放送で、これも楽しみ♪

私の中で定着した作家は新作を読むのみなのだが、これまた、図書館で予約するもいつ手元に来るかわからない状態。
その間の手持無沙汰を解消するには、本屋大賞などを参考にしながら新しい作家を覚えて行こう。

# by seirisyunou-deux | 2019-12-29 21:09 |

弾丸松山旅行

もう一か月前のことになるが、「近そうで遠い松山」へフェリー往復で旅して来た。
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小倉⇔松山間は夜21:55出発、早朝5:00到着の便利なフェリーがあるのだ。昔っから。
昔、福岡の友人が四国のお遍路さんの旅の帰り、早朝に着いた小倉港からの「今から遊びに行っていい?」という電話で起こされたことがあったではないか。

船中泊二晩、中日に朝から夕方までフルに松山の観光スポット回って、
25,000円で旅費も抑えてね。
道後温泉で泊まるのもいいかな・・・と考えたものの、出費は多くなるし。
大学一年生の夏休み、友人と香川から時計回りのルートを周り、四国一県一泊で
最終日松山から飛行機で帰って来た。
それも随分昔のことで、松山はほぼ初めてと言っていい。
記憶も曖昧になっており、松山城は行ったが、道後温泉は??
いやいや、今回足を運んで、全く行ってないことがわかったのだ。

松山城は今回省き、この夏マイブームとなった「坂の上の雲」がらみの
司馬遼太郎記念館同様、安藤忠雄氏設計のミュージアム、
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   (船中泊で睡眠が取れなかったから体がふらつくのかと思ったら、
    スタッフさんも「この建物、三半規管がちょっとやられます」だって)
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     (国の重要文化財である萬翠荘の上に松山城もほんのチラリと)
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         (南伸坊氏の正岡子規のイラスト。これ好きだなー)
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秋山兄弟(やっぱりイイ男たちでした)の生家、
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道後温泉エリアにある正岡子規記念博物館。
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この三つにプラス、温泉に浸かった一日。
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 (「道後温泉本館はリニューアル工事の為、半分オープン。人も多いですよ」と言われ・・・)
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        (こちらの飛鳥乃温泉でゆだってきた♪)
坊ちゃん列車にも乗れたし、松山の人情にも触れて、
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旅の醍醐味はたっぷりと。

ランチは「五志喜」のそうめんセット。あー、美味しさが蘇って来る。
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「かどや大街道」で鯛めし食べようかと思ったら、すっごい行列。
「五志喜」は相席ならすぐ食べられます、と言われて。

正岡子規の俳句革新運動が大きいのだろう、
松山市と俳句は今や切っても切れない。
電車内にもポストがあるし、
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道後温泉でも見つけた。日常生活が俳句と共にあるんだ。
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それにフェリー乗り場の長い廊下に標語なるものが掲げてある。
右隅の「ことばのちから実行委員会」を調べてみたが、町の活性化事業でもあるとのこと。
日本語を大切にしている街なんだね。それだけで松山、いいじゃない!
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【家のお片付けや家事代行のご要望はこちらへ==>Deux】

# by seirisyunou-deux | 2019-11-03 17:44 | 国内旅行

この夏夢中になった二件

①「坂の上の雲」
去年訪れた、東大阪市の司馬遼太郎記念館にてゲストブックに書いた通り、
「坂の上の雲」を読み始めた。
公共図書館の予約本がなかなか手元に来ないことで、
この際、じっくりシリーズを読んでみようかという気になって。

映画講座でテレビ化されたモノを断片的に観たのだが、
2009~2011年にかけて全13話が放送されたという。全く、私の眼には止まってないんだなー
ところが、最近講座にて読書中ってことをちらっと話したところ、
ブルーレイ全巻貸してくれる方がいて、すぐにも並行する。

本はまだ日露戦争前あたりだったが、
司馬さんのくせ(失礼)なのか、脱線が多いと言うか、逸話盛り過ぎだろ!と言うか、
主役3人の話じゃないのか?!というか。。。(既に正岡子規はこの時点で亡くなっていたが)
並行するとわかりやすかった。
が、やはり戦争シーンはリアル過ぎて早送り。そこに製作費をつぎ込んだのだろうが、見ていて辛い。
旅したサンクトペテルブルク(広瀬大尉が駐在)やシャンティイ城の厩舎(秋山好古が留学)ロケもあって嬉しかったが。

ソウルの景福宮にて、 閔妃暗殺(1895.10.8)の話をガイドさんから聞かされたことがある。
暗殺者の子孫である日本人たちが謝罪の為に墓参りに来たというニュースも知っている。
そこをスポット的に捉えたとしても、真意がつかめないが、
日清戦争で勝利し、力を増した軍部が、親ロ(ロシア)政策に切り替えた閔妃を暗殺。
19世紀末、世界は列強化し、怒涛のように強国が弱国を呑み込んでいった時代。
呑み込まれたくなければ攻めていくしかない時代。
その流れの中でこの事件があったのだと思うと、原因と結果も理解できるのだった。

お盆あたり一週間でドラマも本も完結。
次は四国松山の「坂の上の雲」ミュージアムを筆頭に、
秋山兄弟の生家や正岡子規記念館などにも行ってみたい想いが募っている。
でも近そうで遠い松山、なのだった。
そうそう、ドラマのエンドロールに流れるサラ・ブライトマンの「STAND ALONE」は秀逸。現在のヘビロテです。(サラ・ブライトマンのハミングが今はなくなってますが)

②ミニマリスト
同じくお盆期間に「ヒマなのでYouTubeでミニマリストの動画見てる。感化されていろいろ片付け始めたのよ」
という友人からのLINEが。
おおっ、彼女は二年前に親御さんのところから独立、
引っ越しを機にモノを淘汰して、自分の城を築いたのではなかったか。
自分の空間だけにあっと言う間にモノが増えたのか。

おかげで「YouTuber」なるモノ、知ってはいたけど興味もなかったモノに対峙。
「ミニマリスト」「ミニマリズム」で検索かけたら次々にヒットするもんですねー
ミニマリスト TAKERUさんの「ルームツアー」は面白く、
全国あちこち要請がかかれば自宅にお伺いして、ほとんどモノのない「ルーム」を「ツアー」して紹介。

清瀬の遊び人さん、過去動画では洗濯機しか家電はなかったのが、
TAKERUさんが伺った時は、洗濯機も撤去、手洗いをしているのだという。
もう笑うしかない・・・んだけど、本人は「快適です」。揺るぎないんだ。
これで結婚して同居人がいるとはとても思えないんだけど。
ま、TAKERUさんも新婚ですしね。

最初、友人の「あれもこれも捨て始めた」には、ウチは「捨てるモノないよ。もうすっきりしてるし(←うがちすぎ)」と反応しなかった。
が、洗面台の中にある、人からもらった健康食品を機にあれこれ処分スタート。
冬虫夏草、ブルーベリー、グルコサミン等々・・・
なんで人は自分で買ったモノを人にあげるのか。自分の健康に照らし合わせてわざわざ取り寄せて飲むのではないのか。
しかし私も私だな、もらったらなんとなくありがたい気になって、でも放置して数年。

次にキッチン。水筒、空のペットボトル、空の瓶。
過去泊ったホテルで頂いてきた、アメニティの数々(シャンプー、リンス、ボディシャンプー、洗顔料)は2月に使い始めて、
半年経った今、そろそろ尽き掛けた。これらだって消費期限はあるんだもの。

友人は「将来スケッチをしたいと思っていた色鉛筆も捨てようと思う」という。
「色鉛筆位場所取らないじゃない。持っててもいいんじゃない?」と返したが、
巷の片付けの常識「使えるモノを残すのではなく、使うモノを残す」に反しているな。
私だって、もうマニキュアの類はしないと、マニキュア&除光液も捨てたし。
でもですよ、家電の最後の砦、洗濯機を処分するのに比べればねー(笑)

ミニマリストの方々で共通する「持たないモノ」がテレビだ。
今回のレコーダー故障で、たまには「Noテレビデー」があってもいいかとは思ったが、
まだまだテレビっ子な私なので、手放せない!

【家のお片付けや家事代行のご要望はこちらへ==>Deux】

# by seirisyunou-deux | 2019-08-28 13:59 | 雑感

by 藤崎 裕子